2009年5月12日

風紋 第七夜 二「持たざる者」

セラナスは信じていた。
公との間に婚儀が成れば、キ・ファとエルディアの間にも必ず平和が訪れる、と。
しかし。
――公は真に将であられた。
ザレーディールの手記には、そのように記されている。

風紋 第七夜 二「持たざる者―ただそこに在りて思う―」

以下の誤字を修正いたしました。ご連絡ありがとうございます。

  • 誤:一服ずつ丸めらた茶は携行にも都合がよいと
    正:一服ずつ丸めらた茶は携行にも都合がよいと
  • 誤:そうなのだろうか。そうかのかもしれない。
    正:そうなのだろうか。そうなのかもしれない。

およそ2年ぶりの更新となりました。
やっと更新できて、ほっとしています。

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