オンライン小説【花明かりの庭】_note

　皇帝の弟であり、皇帝の事実上唯一の妃の子であるにも係わらず、アルデシールの立場は非常に脆く、難しい均衡の上に成る。
「瑕を持つ皇子」
　古きカーディイヤの血を汲まぬ青宮を、東都ナスラの官たちはそのように蔑んだ。
　その青宮が、エルディア王族の姫を妻に迎える。
　それはキ・ファ国国主の血統は確実に変わることを意味した。

風紋　第七夜 三「瑕―言の葉にされざればなお―」

あけましておめでとうございます。
皆さま、良い年をお迎えのことと思います。
旧年中はお世話になりました。温かい言葉もたくさん頂き、本当にありがとうございました。
今年はもう少しコンスタントに更新できるように頑張ってまいります。
どうぞ本年もよろしくお引き立てくださいますようお願い申し上げます。

昨晩、駆け込みで「風紋」の更新をいたしました。
１２月中に連載を再開する、と、日記で書いてしまったので……撤回するのはもうイヤだと、根性入れて更新してみました。
（でもブログでの更新案内の記事はまだ書いていない。これはもう明日だなあ）
次回更新は１月下旬。このまま、まずは毎月下旬に風紋を更新してゆけたらと思っています。
いくつかご質問をいただきましたが、「鬼喰」の更新はもう少し待ってくださいね。
ちょうどお話もひと段落ついているところなので、じっくり次のお話を練りたいなあ、と。

ではでは、今年が皆さまにとって幸多き年となりますように。

お久しぶりです。
日記も更新できなくなってそろそろ二年になろうかというこのごろ。
皆様お元気でいらっしゃいますでしょうか。
こんなに放置気味なサイトにも関わらず、応援の拍手や温かいメッセージをありがとうございます。
本日は、昨晩一言感想メールからいただきましたご質問へのお返事を取り急ぎいたします。

Q.鬼喰の更新再開はいつごろですか

A.来春を予定しています。…予定です。それくらいまでには連載を開始できるよう、プロットを練っています。それくらい予定です。

Q.鬼喰の更新停止中、他の小説を連載する予定はありますか

A.ございます。
　今月から、月に１回の予定で風紋のほうを書き進めてゆく予定です。

Q.更新停止中の作品、完結しますか

A.させます。でもそれがいつになるのかは今のところ不明です。
　風紋は上述の通り、今月から月１回更新を再開いたします。
　鬼喰は来春以降。
　Eyesは全面改稿を予定。ひそかに書き進めておりますが、ある程度書き進めた時点で一気に差し替え予定なので、サイト上では今しばらく放置予定です。

と、いうことで、何卒よろしくお願いいたします。

家事と育児と趣味の合間にちょっとしたトレーニングをするようになって１ヶ月。
なんとなく、体が軽く感じられるこのごろです。
体が軽いと心も軽くなるのか、いろいろとやる気が出てまいりました。
冬支度に、冬支度に、冬支度とやることはたくさんあるのですが、たくさんやることがあるのがうれしい不思議。
やるべきこととやりたいことが一致するというのは幸せです。
どうか幸せに包まれている間にやるべきことが済みますように……
残すとね……やりたいこととやらねばならぬことの間に暗くて深い溝が……。
怖い怖い。

旦那のギターの先生のミニコンサートに行ってきました。
花の庭園でのミニコンサートは出入り自由でしたので、息子も３曲ほど聞くことができました。
わたしの本音としてはもう少し聞きたかったのですが、息子がそわそわし始める前にお庭に出ることにいたしました。
お庭のほうはハロウィンのディスプレイでいっぱい。
お散歩して、花を見てディスプレイを見て、虫を見ているうちに３０分くらいが過ぎ、コンサートを聞き終えた旦那と合流。
お庭の真ん中のカフェテラスで休憩の後、今度は屋内を見て回りました。
花のある暮らしをテーマにした屋内は、アンティークの家具とアレンジメントや鉢植えの花に囲まれた空間。
うれしいことに展示してあるソファは「ご自由にお寛ぎください」
小さな図書室には絵本も十数冊用意してあり、こちらでもゆっくり楽しんできました。
めずらしく息子もこのお部屋が気に入ったようす。
いつもなら「もっとお外で遊びたい～」とこねる帰り際の駄々も、今日は
「さっきのお部屋に行きたい～」
でした。
たしかにとても居心地のよい素敵なお部屋でしたから……。
せめて今週は部屋に花でも飾ってみようかと思いました。

息子が生まれるまでは、ほぼ毎日花を飾っていたんですけどねぇ……。
息子もむやみにものを弄らなくなってきたから、そろそろ「花のある暮らし」も復活させるかな。
……わたしの下手なアレンジメントも、もう少し上手くなるといいんだけど。
また習いに行きたいなあ。

旦那のギターレッスンの時間は、わたしと息子のティータイム。
今日も絵本を仕入れて、ラウンジでお茶をしてきました。
今日購入したのはこの３冊。
まず１冊目。

おしくら・まんじゅう
だるまさん３部作と悩んだ結果、今日はこちらの「おしくら・まんじゅう」にいたしました。
おしくら・まんじゅう、こんにゃく、なっとうと続くナンセンスな笑いは癖になります。
それから以前から息子が欲しがっていたこちら

おまえうまそうだな (絵本の時間)
と
ちいさなかがくのとも 2009年 11月号 『ながーい はなで なにするの?』[雑誌]
「ちいさなかがくのとも」は先月号「まるをえがく」から読んでいるのですが、なかなか面白いです。
短いお話の中にちゃんと「ちいさなかがく」が描かれていて、もちろん話にオチもある。
薀蓄や雰囲気に偏らないところがいいなあと思います。
（……ああ、何か今ものすごく痛いものが胸をよぎった。）

帰宅途中の公園で１時間ほど遊び、頭と体によい一日だったと思います。

おしくら・まんじゅうごっこはしばらく我が家のブームになりそうです。