2009年7月13日

噛めば身になる。はず

今日は暑い一日でした。
ほんの数分を歩いただけで汗だくに。
ハンカチを2枚持っていてよかったなあ、という日でした。

幼児教室の空調は天井につけられた扇風機。
結構強力なので風が当たれば涼しいのですが、扇風機だけでは足りない暑さでした。
幸い今日は体を動かして遊ぶ内容ではなかったので助かりましたが、これで音楽教室並みに動くことを求められていたら、たぶん、倒れていたような……そんな暑さでした。
教室での今日のメインは工作。
ロールペーパーを芯に動物を作るというものでして、とても楽しかったです。
やっぱり何かを作るという作業が、わたしは好きなようです。
息子は作ったおもちゃを持ち帰れなかったのが心残りだったようで、帰宅してからも
「ぞうさん、置いてきちゃったね」
を繰り返しておりました。次回からそのお人形で遊んだりするのかな?
随分気に入っていたようなので、近々、良く似た人形を家でも作ってみようと思います。
でもロールペーパーを丸ごと芯にするので……1体2ロールとして6ロールで3体しか作れない……。

帰宅してからも今日は水遊びをいたしまして、なかなかに充実した一日だったと思います。
教室で系列幼稚園への特別推薦枠の案内を貰ったので、前向きに検討してみようとも思いました。

来年になったら、息子も幼稚園で……たぶん、8時から14時くらいまではコンスタントに「わたしの時間」も得られるようになるので、今しばらくは息子中心で頑張ってゆきたいです。
今ここでわたしの時間を主張して、息子と一緒に過ごす時間が減ってから悔やむのはとてもイヤですものね。取り返しがつかない分、悔いも深まりそうで。
思えば、わたしの母がたぶんこれなんですよねぇ。
母は昔から自分の世界の中心に父を据えていて、その次に大事な軸が「自己実現」。
わたしが幼いころから、わたしにもそれをはっきりと宣言してきたひとでした。
「わたしはあなたの母だけれど、母である前に一人の人間です。あなたのことだけを考えて、あなたのためだけに生きているのではありません」
とか、まあ、そんな言葉だったような気がします。
それだけ母も一生懸命だったと思うんですね。
母の人生もあれこれと波乱万丈ですし……その波風は少なからず彼女自身に派生するものでもあるんですけれど。
だから幼いわたしにだけ一生懸命になることはできなかったし、今はあの発言も、母自身に言い聞かせているところも大きかったのではとなどとも思います。
だからその件で母に含むところはありません。
でも、ある程度自己を実現した今になって、わたしが幼かったころできなかった「関わり」を取り返そうとしているようなのですね。
けれど、わたしにとって母は幼いころのようには必要ではないので、幼子にするようにやたら親密になろうとされてもちょっと困る、みたいな。
そういう母のあり方を見ていると、同じ轍は踏むまいと思ったり……でもわたしも母の娘なので、母としての自分より自分自身の夢を追いたくてたまらなくなったり……。
このもどかしさともいずれは別れるのですから、今は存分にもどかしさを味わっておこうと思います。
良く噛み締めて味わえば、これもきっと糧になる?かな。

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