2009年6月15日

リピート

今日、買い物の帰り、息子が荷物を運んでくれました。
わたしでも重い、痛いと思うほどの重量なので、運ぶというよりはバッグを引きずることになってしまうのですが、「運んであげる~」という気持ちがうれしくて息子に運ぶ気がある限り(きっと数分のことですから)、エコバッグの安否は忘れることにしました。
幸いエコバッグも短いけれど大変な試練に耐えてくれまして無事でした。

最近息子はとみに手伝い……というか、わたしのすることを模倣したがるようになりまして、わたしもついついやらせてみたりしています。
特に今は炊事に興味があるようです。
でも付ききりの作業になってしまうので、わたしの気力上、全部をさせることができません。なので、お米を研いだり、野菜を包丁で切ったりという簡単な作業だけ。
それでもわたしが一人でやる場合に比べて何倍もの時間がかかってしまうのですけれど。
ただ、時間はかかっても二人でやるのは楽しいなあと思います。
まず第一に「あとでね」を繰り返して言わなくても済むのが楽です。

繰り返しと言えば、同じ事を何度も訊ねるのもこのごろの息子の基本仕様です。
訊ねる内容は
「どうしてキジバトさんは『くっくぽっぽぽー』って鳴くの?」
というような、他愛のない、でも子供に説明するには。
それでわたしが
「どうしてだろうね。『くっくぽっぽぽー』のお歌が一番好きなんじゃないかしら」
とかそのときのノリで答えるんですけれど、答えがツボに嵌ると
「どうしてキジバトさんは『くっくぽっぽぽー』って鳴くの?」
「ママはどうしてキジバトさんは『くっくぽっぽぽー』って鳴くと思う?」
「キジバトさんは『くっくぽっぽぽー』のお歌が好き?」
「キジバトさんは『くっくぽっぽぽー』のお歌が好きと思う?」
「どうしてキジバトさんは『くっくぽっぽぽー』のお歌を歌うの?」
っぽいことになります。
「……ごめん、ママ、同じ質問を何度もされるのはやなの。あと三回だけ聞いていいよ」
で、三回質問してもらったところで打ち止めとなります。
ですが最近、息子もさるもので
「『くっくぽっぽぽー』のお歌が好きなのはキジバトさんだよねっ♪」
「……そうだね、キジバトさんだね」
「『くっくぽっぽぽー』のお歌は、キジバトさんが大好きだよね」
「ほかの子は『くっくぽっぽぽー』のお歌、歌わないねっ」

「どうして? どうして歌わないの?」

こどものどうしては際限がありません。

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