2009年6月14日

一人じゃ寂しいでしょ…

今日の日中は水族館へゆきました。
ミュージアムショップで「ひとつだけ」という約束で、水生生物のフィギュアを買うことにしたのですが、当たり前のように
「これと、これ」
見ればカメ。親亀、子亀、でしょうか。
「ひとつだけ。どちらかにしてね」
そういうと、哀しそうに両方を棚に戻すんですね。そして他の生物にしようとする。
その表情があまりにも寂しそうだったので理由を訊ねてみたところ、
「カメさんは、親子じゃないとダメなの……一人じゃ寂しいでしょ」
なにゆえ「カメさん」だけが親子じゃないとダメなのか、そのあたりは不明ですが、なんだかその理由と表情が可愛らしくて、つい二つ買い与えてしまいました。
最近ではこんなときくらいしかおもちゃを買わなくなっているので、まあ、良いか。

でも、粘ればいつでも買ってもらえると思われては困るので
「今の理由にはとても納得させられたこと。それは確かに親子一緒じゃなければダメだと思う」
という話をしてから購入いたしました。
すかさず息子は「パパと、ぼくと……ママも買う!」などと申しましたが、そこはすぐさま「ママは次に来たときにね。こっちの小さいカメさんも一人じゃ寂しいから」と却下。
次回来るときまで覚えていたら、約束どおり買おうと思います。

親子のカメがよほどうれしかったようで、お風呂にも連れて行き、枕元にも並べる徹底振り。
これが何日続くかはわかりませんが、大事にしてくれることだけは確かなようです。
喜んでくれると、買ってよかったなあと思えますね。

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