2009年5月29日

お約束、してましたっけ?

最近気になることと言いますと、宅配便のこと。
いろんな会社の宅配便が我が家に届くのですけれど。

配達員さんの「受け取ってもらって当然」という態度が気になることが増えました。
荷物を持ってきてくださったとき、手が放せないことをしていることがあります。
例えば、子供をお風呂に入れていたり、今まさにフランべの火が燃え盛っていたり。
別に宅配便だから出ないのではありません。
どんなお客様でも、対応できないときは対応できません。
約束があるときは別ですよ。どなたかがいらっしゃる、その約束の時間にわざわざ対応できない状況にすることはありません。
当たり前のことですが、約束なしに人を訪ねれば相手をしてもらえない可能性だってあるんです。
そしてわたしは配達員さんともその会社とも、何の約束もしていないわけです。

重い荷物を抱えて、マンションの該当部屋まで上がってくるわけですから、そりゃあ大変だと思います。一度で受け取ってもらいたいでしょうとも。
でも、配達する側に一度で届けたい事情があるように、わたしにもわたしの事情があります。
在宅していたって、対応する余裕がないときもありますし、インターホンから離れた場所にいれば訪問に気づかないこともありますし、子供をやっと寝かしつけたところなら気づいていたって出たくない。
(そもそも子供の昼寝時間とか、就寝時間前後はインターホンも電話も音をオフにしていることが多いけど)
荷物をその時に受け取るかどうかというのは「配達時間を指定した」のでない限り、こちらに選択権があると思うんですね。

正直なところ、翌日でも翌々日でも、こちらとしては届けてもらえさえすれば、あとはどうでもいいわけで。
(今このときでないと困る場合には、日時指定をしています)

いや、大変なお仕事だとは思うんですよ。本当に。
届けられなきゃ困るし、到着が遅いと苦情を言う人もいるだろうし。
予防線張りたくなるのも想像つかなくはないんです。
自分はもっと早く届けられたけど、お客様の自己都合でこのタイミングになったんだ、と。
でも、別に配達に文句を言ったこともないわたしにまで、そんな牽制しなくてもいいのになあ。
自意識過剰と言ってしまったらかわいそうだけど(そんな保身に入りたくなるくらい過酷な仕事環境なのだろうから)、それでもちょっと「えええーっ」と思う残念な態度の人が増えたような気がします。

きっと数としては少ないのでしょうけれどねぇ……記憶に残りやすいんですよね。
こういうことって。

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