2009年1月 8日

立場の違いは思いの違い

拍手、ありがとうございます。
返信不要のメッセージもありがとうございました。
父の容態も今のところ安定しております。
ご心配いただき、ありがとうございました。

ということで、父は病院でのんびりしております。
でも、母は父の不在をもてあましているようです。
今日も朝から父を見舞おうとしたところ、「面会時間外の面会はご遠慮ください」と追い返されたようで憮然としておりました。
「家族なのに!」とは申しておりましたが、先生方としてはまず第一に「父の容態」を第一に考えますからねぇ……。仕方がないのかも。

さて、父に思うようには会わせてもらえなかった母は
「これからこんな日(朝から見舞って会えなかった日)には、あなたのところに行こうかしら」
などと言いましたが
「お断りします」
どんなときでも、その日の気分で立ち寄れる無料の休息所にされるのは、もう、ごめんですから。
それに父に会えなかった鬱憤を向けられても、ちょと嫌ですし。

そもそも「面会時間が限られているのだから、会える時間を最大限楽しむようにすればよいのに」と……わたしはそう思うのですが、どうも、母はこういった気持ちの切り替えが苦手なようです。
――というか、たぶん、そんなスイッチがない――
それで、もんもんと一日を過ごしてしまうみたいです。
本当に、母が父を思って身を細らせていても、思い切って気分転換に買い物していても、そんなことは父の容態には一分たりとも影響しないんですけどねぇ……。
自分の行いが父に返ると思えるのはある意味、自信家なんだろうなあ。
わたしはむしろ、父の分も心穏やかに、日々を充実して過ごそうと思うんだけれども。

でも、きっとそれが妻と子の違いなのでしょうね。
実際、わたしもこれが夫なら、……日記書いてる余力はまるでないか、日々もらさず看護日記を書かずにはいられないか。
どちらか分からないけれど、今までどおりとはいかないだろうことは想像できます。
それでも、父の妻は世界で母ただ一人。
そこは頑張って乗り越えてほしいなと願うわけです。
母はわたしに「同調、同化してほしい」ようですけどね。
わたしにそのの要求を叶えることはどうしたって不可能なのですから……早く独り立ち(笑)してほしいです。

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