2009年9月29日

思い出せない、思い出したくない

虫歯治療2回目でした。
すんなり終わりました。
子供の成長って早い。

今日は程よい曇り空だったので、ベランダのコンテナガーデンの植え替えをあれこれやっていたのですが。
越冬のためにニューギニアインパチェンスを小ぶりの鉢に植え替えようとしましたら……小指代に太った(たぶん)コガネムシの幼虫がごろんごろんと出てきました。
わたし、虫が苦手なのでいつもなら
「ぎゃあぁぁぁっ」
てなものですが、なんて言うんでしょうね、一株に10匹も群がってる姿を見、土の中で蠢く様も確かめて、頭の中が真っ白になりました。
真っ白になっちゃったものですから、それ以上「いや」とか「きらい」とか「気持ち悪い」とか、そういったことは何も考えられずに、根につかまっている彼らをスコップでぱんぱんと叩き落として根を洗い、無事に植替えを済ませることができました。
よくやれたなあと思います。
明日同じことをもう一度しろと言われても、やれないです。
火事場の馬鹿力って言いますけど、切羽詰ると人間ある程度割り切っちゃうものなんだなと、作業を終えてから思いました。
インパチェンスのほうは、植替えを週末まで待っていたら助からなかっただろうなというありさまですが、太い根が何本かは残っていたので何とかなるんじゃないかな。

でも冷静になって思い出せば思い出すほど……思い出せない(笑)
自分の行動は思い出せるんだけど――いーち、にー、さーん、しーと数えながら虫を叩き落としたこととか叩き落とした虫をスコップでビニール袋に放り込んだこととか――、掘り起こしたそのときに受けた衝撃はもう忘却の彼方に押しやられてしまったみたいです。
きっと、思い出したくないんだろうなあ……。

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