2009年9月24日

親の因果が子に報い

息子は初めての歯科治療でした。
小さな虫歯を2箇所直しました。
30分弱、動かずにじっとしていられたそうです。良かった。

息子の虫歯はわたしのせいです。
歯磨きを嫌がって暴れる息子に、わたしのほうが折れてしまったから。
親が折れちゃいけないんですよね。躾に関しては。
そこで折れてしまうと、結果として子供が可哀相なことになる。
親の怠惰のツケを子供が払うことになっちゃうんですよね。
子供が可愛いなら、絶対に折れてはいけないことがあるんだと、学びました。

できてしまった虫歯はいくら磨いても治ることはありませんが、進行を食い止めるには多少の効果があると言うことで、暴れても泣いても磨くようになってひと月。
そう、ひと月も頑張れば、息子は歯磨きを嫌がらなくなりました。
慣れたのか、諦めたのか、それほど嫌なことではないと気がついたのか。
それがおよそ1年前のこと。
歯磨きに抵抗しなくなってしばらくして歯医者に治療のためのトレーニングに通うようになり、今では息子は一人で治療も受けられるようになりました。
わたしが諦めずに頑張ってさえいれば……。
たったひと月の葛藤が乗り越えられず子供を虫歯にしてしまったことの埋め合わせにはなりませんが、「絶対に譲ってはいけないこと」と「譲っても支障のないこと」と「そこは譲ったほうがいいこと」の別を考えるよい経験になりました。

小さなものですが虫歯はあと3箇所あるので、来週火曜日も治療です。
わたしが頑張らなかったせいで息子には負担をかけますが、無事治療がすんだ暁には、ぱーっとお祝いしたいです。

……わたしの矯正治療は、まだまだ続くんですけどね。
息子には歯並びで苦労しなくてもよいように、気をつけて見守ってゆきたいです。
いや、もう、本当に疼くから。
あからさまに痛いより辛い。

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.hanaakari.org/weblog/mt-tb.cgi/406

コメントする