2009年9月14日

TPO

幼児教室の日でした。
今日はいつにもまして元気で……それはつまり落ち着きがないということでもあります。
積極的で好奇心旺盛な息子は、大騒ぎこそしないものの、教室のあちらの棚を探索、おもちゃ箱を探検……。
いつもは一言、二言注意をすれば聞き分けてくれるのに、今日はそれさえも「聞こえない」
これはいけないと、本気モードで注意しました。

本気モードというのは、息子の両上腕をしっかりと捕まえて、目線を合わせた上で低い声でゆっくりと静かに言い聞かせるといった、端から見るとかなり怖い感じのするものになっちゃうので多少恥ずかしくもあるのですが、見守るのにも限度があるりますから。
ところが外では本気モードにはならないと思っていたのか、驚いた息子はちょっとばかり涙目で。
うわー、ますますわたしが虐めているみたいじゃなーい!
冷静を装いつつも動揺するわたしに、先生が
「慣れてきたから、いろいろ気になるんだよね。先生嬉しいよ。面白いものを見つけたら教えてね」
と助け舟を出してくれました。
ありがたい!!

そんなこんなで、なんとか無事にすんだ教室ですが。
一つ気がついたことを。

もう一つ通っている音楽教室の先生との差がこれなんですよね。
音楽のプロと教育のプロの差なのかもしれません。
音楽教室の先生は「音楽を教えること」をメインにしているので、子供が子供であることに多少厳しいのだと思います。
だから子供たちの子供らしい態度に対し、シニカルなジョークが飛び出すのかな、と。
それの良し悪しは別として、何を求めての場所であるのかを、わたしも息子にしっかりと教えてゆかなければと思いました。

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