2009年8月22日

涼しくなったこと

旦那のギターレッスンの間、ショッピングセンターのゲームコーナーに行ってみました。
もともとそういったコーナーとは縁のないわたしですが、ちょっとした暇つぶしにはよいかもと、行ってみたんですね。
そんなですから何をやっても下手で、明らかにお金の無駄遣いなのですが、ゲーム自体は結構楽しかったのです。
が。
途中から5歳くらいの女の子に後をついて歩かれて、ちょっと迷惑しました。迷惑というか、怖かった。

その女の子を認識したとき、彼女は小学生くらいの女の子と一緒にボール当てゲーム?をしておりました。
わたしと息子は隣のボーリングのようなもので遊んでいました。
並んでボール投げをしている二人を、わたしは姉妹か友人なんだろうなと思っておりました。
でも、どうも姉妹でも友人でも知人でさえなかったようで、年長の少女はゲームが終わると女の子を一睨みして去ってゆきました。舌打ちもしてたかも。
状況から察するに、小学生の女の子のゲームに無断で乗っかって遊んでいたようで。
あらま、そうだったのねと思ったその直後、わたしと女の子の目が合っちゃった。
それからはもう、ぴったりと後をついて歩かれて、気分が悪かったです。
息子が乗り物遊具に乗ると一緒に乗り込もうとする。
ボール投げを始めれば、隣から手を伸ばしてボールを掴もうとする。
クレーンゲームを始めれば、横からレバーをガチャガチャガチャ。などなど。
都度、
「順番だから待ってね。今はわたしたちが遊んでいるから」
などと断っていたのですけれど、わかったのかわかっていないのか、その女の子は終始無言。それだけでも結構ストレスになっていたからなのか……。
息子と繋いでいる反対側の手を不意に握られたときは、心底びっくりしてしまいました。
「ひっ」
とか、マンガみたいに声が出ちゃって。それが割と大きな声だったからか周りの人はわたしたちを見るし。
せいぜい乱暴にならないように手は解いたのですが、意味のある言葉は出てこなかった。
「いや、もう、ちょっと、それは……」
みたいな。
心臓だけが雄弁にバクバクバクバク。
あまりにも気持ち悪かったので、息子を連れてすぐにコーナーを離れることにしました。

離れ際、不意に移動先にまで付いてこられたらと思い戦慄。
振り返ると女の子はまだわたしをじーっと見ている。
ついてくるだなんてそんなことはないと思いつつも安心できなくて、係員のお姉さんに簡単に事情(親御さんらしき人を見ないこと、他の利用者の後をついて歩いていること)を話し、もしかしたら迷子かもしれないので気をつけてあげてほしいとお願いすることで女の子を確保してもらいましたが、本当に怖かったです。
ショッピングセンター内のことですから、きっと親御さんは近くでお買い物をしているとかなんでしょうけれど……でも赤の他人の後をついて歩いて、ゲームに乗っかろうとして、その上に手を繋ぎたがるというのは、理解どころか想像の範疇を超えてます。
少なくともわたしの生きる日常ではありえない。

旦那のレッスンが終わって一連のことを話したら、すごく嬉しそうに
「その子、足付いてた?」
付いてたよ! なぜか裸足だったよ! 紺地に白の大きな水玉模様のTシャツにフリル付きの赤いスカート、髪は赤いゴムでツインテール。素足で裸足だったもん。

でもゲームコーナーやゲームセンターには、しばらくは行けないと思う。
思い出せば思い出すほど怖い。

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