2009年6月 8日

もう少しこのままで居たいとも思う

小児歯科の「練習」も少しずつ進んでいます。
今日は一人で診察室に行き、自分から診察台に座る、診察台ではじっとしている、という練習をいたしました。
練習が終わると、ロビーで待っているママが迎えに来てくれる、という条件で。
今日は課題をクリアするまでに30分がかかりました。長い。
でもこの30分がわたしの貴重な読書時間でもあったりしまして(笑)

わたしが自由を満喫している時間、息子は涙をこらえての(?)練習中。
不公平な気がしなくもないのですが、わたしが涙をこらえてただひたすらに待っていてもどうしようもないので、先生(と息子)を信じてお任せしています。

こうして少しずつ、わたしの手から放されてゆくのだろうなあと思うと、正直寂しいような気もします。
だけど、冷静に考えれば、いつまでも手元にいてもらってもそれはそれで困るわけですし、わたしにしてもいつまでも手元に置いておけはしないわけで。
居てほしい間拘束しておいて、居てほしくなったときに突然突き放すことはできないのだから、少しずつ、少しずつ、分離してゆくのだろうと思います。
この2年半強、実に密な関係にあり、それはとても心地よい間柄でもあったのですけれども……。
そろそろわたしもわたし自身に立ち返る時期が来ているような気がします。

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