2009年4月29日

電子レンジにバターを片付ける

全力で頑張っているときほど、過大な負荷にも耐えられる、ということってありませんか?
全力を尽くしているときのほうが、わたしはどうしてか不思議と過負荷が苦にならないんですよねぇ……。
不思議なことに、ギリギリで頑張っているときのほうが人に対しても寛大だったりいたします。
瑣末を苦にしていられる余力がない、のかもしれませんが。

そして、微妙に余力を残しているときのほうが、過負荷に弱い。
ちょっとした負荷にも「うわぁ……」。
きっと細々としたところで楽をすることに慣れてしまっているから、細々とした手抜きができないだけで「もうイヤ」「もうダメ」という気分になってしまうのでしょうねぇ。

もちろん全力を尽くしているときでも、もう一杯一杯だから、と手を抜き始めたが最後ですけどね。
もう限界。
この限界からどれくらい頑張れるか、が、わたしが機嫌よく過ごす鍵なのかもしれません。
それも能動的に、自発的に、主体性をもって。
一瞬でも強迫感を覚えたら、アウト。

もうイヤだ、もうダメだ、と思いつつ、「でもやらなきゃいけないし」で、ずるずると作業を続けるのは、一見頑張っているようで実はそうでもないんだろうなあ、と思うことの多い本日でした。

ところで「限界が来た」というのは、気分ではなく事実で発見するものだと思います。
たとえば、コーヒーサーバに湯が入っていたり(豆を入れ忘れた)、電子レンジにバターが片付けられていたり、シュークロークに根菜をしまっていたり……。
……寝ます。

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