2009年4月22日

好き

歯医者さんの受付のお姉さんは保育士さんでもあります。
息子はこのお姉さんが大好きです。
わたしが矯正治療を受ける日は、このお姉さんが息子を見ていてくださるのですが。
本日、お姉さんを見るなり、
「お姉さんせんせ、お姉さんせんせ、一緒にあそぼ」
ここまでは、よしとして、続いた言葉にわたしもわたしの担当のお医者さんも歯科助手さんも「お姉さん先生」も吹きだしてしまいました。
「ね、お姉さんせんせ、可愛いねえ。一緒にあそぼ」
担当の先生は「どこで覚えてくるのか、僕にもそれを教えてもらいたい」
歯科助手さんは「小さくても男の子だねえ……」
お姉さんせんせは「ありがとー。○○くんも可愛いよー」と受け流してくれましたが……いやはや、びっくりしました。

たぶん、息子は「自分が言われてうれしかったこと」を言うことで、大好きなお姉さんせんせを喜ばせたかったのでしょうね。
子供って本当に素直だ。
好きだから抱っこしたい、好きって言いたい、喜ばせたい。
こういう素直な気持ちをわたしも大事にしたいです。
子供が他者の好意を得やすいのは、「好き」がストレートだからかなあとか。
好きこそものの上手なれ、じゃないですけど、人との関わりも、好きであることに素直だから好いてもらえるものかもしれないですね。
確かに「わたし、人間不信ですから。人嫌いなんです」という人を好きになれる人は、奇特だと思いますしね。そういう人格者はきっといろんな人から大きな好意を寄せられていそうだとも。
でも、人が苦手だという人も、おそらく子供のころは純粋に周囲の人を好いていたのだと思いますしね……。
息子がこのまま人を好きであれるように導いてやれたらいいなあ。
そのためにも、わたしもみんなを好きになりたいです。

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