2009年4月20日

忘れてるから思い出すんだけど

昨日の日記を書いてごらん、と言われたのはもう十数年前です。
自分的に今日の日記は今日書きたいのですが、現状、昨日の日記を書く日々。
いや、正直に言うと、三日くらい前の日記を手帳の走り書きをもとに書いていることも、稀ではないこのごろ。
昨日の日記を書くとよい理由はいろいろあるのですが、わたしの場合は
起きたこと(事柄)とそのときの気持ち(感情)を整理する
というのが重点だったように思います。
どうも若かれしころの自分は「事実」に「感情を付加」して解釈していることが多かったので、よいアドバイスをもらったと思います。
……まあ、でも現実に「事実の解釈に感情が付加されないことはありえない」とも思うんですけどね。
同じ事実に立ち会っても、立場が違えば解釈は異なりますし、当然心証も異なるわけでして。
風紋を書いていると、特にそんなことを思います。

でも、一日前の日記というのは「当事者」でありながら「第三者的視点」を持つことができるという点がいいです。
一日が過ぎることで、とても重要に思えたことがどうでもよいことであったと気づけたり、逆に何気ないことのありがたさに気づけたり……。
もっとも数日(ときには数年)かけて、やっと収まる感情もあるにはあるんですけどね。特に腹立たしいことは(笑)
数日後を引く不愉快な感情を、もっと短時間に処理できるようになりたいです。

実はもう4,5日は前のことなのですが、思い出すといまだにイライラしてしまっていて……思い出さなきゃいいのに、思い出しちゃうんですよ。これが。
ああー、忘れたい。きれいさっぱり忘れてやりたい。
「は? そんなことありましたっけ?」なんて感じに。

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