2009年4月 8日

これも修行と思うこと

子供の集中力には限りがあります。
息子がひとつこのとに集中できる時間は、20分弱。ただしこれは好きなことをしていて、との条件付。
我慢してやっていることでしたら、たぶんその半分の10分ももたないでしょう。

だから10分くらいでやってくれればなあ、と、思います。
何がって、歯医者さんでの歯磨き。
どうも歯科衛生士のあるお姉さんは、始めるまでに必要以上に時間をかけるというか、息子の我慢の限界がきてからやっと歯磨きを始めるという様子でして。
叩いているうちに石橋が落ちた、みたいな流れ。
息子は「もー、やー」と言いつつも、眉間にしわを寄せながら、歯磨きしてもらうんですけどね。
……まあ、これも少しずつ我慢できる時間を延ばしてゆこうね、というトレーニングだとは思うので、わたしは何も言いませんが、本音では「息子が歯磨きしてもらう気まんまんでいるうちに、ささっとやってもらえるといいのになあ」と思います。
あと、このお姉さんの威嚇するみたいな大声が気になる。
単に元気な人なのでしょうが、いちいち語尾に「!」がついてる感じ。
「ずーっと叱られているような気分」になる話し方。
もっと普通にしゃべってくれればいいのになあ、と思います。
このお姉さんじゃないときは、もっとスムーズなので、いっそうその思いが強いです。
いや、個人的には嫌いじゃないんですけどね。
明るくて笑顔が可愛いくて、言葉ひとつにもユーモアを欠かさない、話上手で楽しい人。
でも、治療を担当してもらうのは微妙な気持ちになります。いい人だけにそれが残念と申しますか……。
結局こういうタイプの人にも慣れる練習かなぁ、と見守っていますが、息子の我慢の限界が見えてくると、やっぱり
「あー、ほら、さっさと始めないから~」
と、ちょっとうんざりしたり……。

息子の集中力のトレーニングであると同時に、わたしの我慢のトレーニングでもあるのかもしれません。
現状ではむしろ、後者の意味合いのほうが強かったりして。

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.hanaakari.org/weblog/mt-tb.cgi/189

コメントする