2009年3月16日

迷う

もう数ヶ月前になりますが、公園で遊んでいるときに、自分のおもちゃを少し年長のお友だちに取り上げられてしまった息子。
「小さな子からものを取り上げて反応を見て遊ぶ」系の、その年頃の子供にはおそらくありがちな、ちょっとした悪ふざけの対象にされてしまったんですね。
そのときは割とたくさんのおもちゃを持参していたので、それほど気にはなりませんでした(貸したおもちゃをゾンザイに扱われたことに関しては閉口しましたが)。
が、当時はぽかんとしていただけの息子も、今になってその記憶が「嫌だった」という気持ちと連動したようで、誰も何も言っていないうちから
「これ、ぼくの。『どうぞ』しないから。今日は『かーしーて』はダメね」
と言うようになりました。
誰かが勝手に持ってゆこうものなら
「ダメー! それ、ぼくの! 『どうぞ』ってしてない!」
それはそれで一生懸命な姿が可愛らしくもあるんですけど、言われるほうは面白くないだろうな、と。
もちろん、ダメと言いながらも最終的には貸してくれるのですが、何も予防線を張らなくても『かして』と言われてから『またね』でいいのに、と思います。
もしかして、わたしがお友だちに貸すように息子を促すというか、貸すほうに仕向けていたのもいけないのかな。
我慢させすぎていたのかも。
もう少し息子の気持ちに寄り添って一緒に「ごめんね、今度ね」って言うようにしたほうがいいのかなあ……。
「おもちゃくらい貸してくれたっていいのに」とか「親まで一緒になって断らなくても」とか、そんなふうに思われたりしないだろうか、と。
迷います。

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.hanaakari.org/weblog/mt-tb.cgi/204

コメントする