2009年3月11日

虫歯

息子はやっと歯医者さんで、ひとりで診察室に行き、一人で指導を受けられるようになりました。
それと、やっと口内のレントゲンも撮れました。
2歳から歯医者さんに通い始めて3ヶ月。
通った回数は6回(わたしの矯正治療の付き添いも含めれば、この倍くらい)。
三週間に2度訪ねるペースでしたから、まあ、慣れるのも当たり前かな。
間が空いてしまいそうなときは、歯ブラシやタブレットを買いに行ったりで、とにかく通うことに慣れてもらうことを目標としていたので、ほっとしています。
よかった~。
早く虫歯を治せるといいな。

心配していた虫歯のほうは、急を要するものではないようで、それも一安心。
でも、大人なら即日治療したい虫歯です、とのこと。
今の状態なら、ちょいちょいと10分くらいで治せるんですって。
本音としては
「それなら押さえつけてでもいいので、即日治しちゃってください」
なのですが、せっかく自発的に診察台に座れるようになったところですし、ここは急かずに時期を待ちたいと思います。

さて、今日の「虫歯治療レッスン」は歯科助手のお姉さんとではなく、先生との本格的なものだったようです。
わたしは待合室で待っていたので、どんな状態だったのかはわからないのですが、迎えに行ったときの息子の様子からは、特に泣いたり騒いだりはしなかったようです。
先生のお話でも上出来の部類だったとか。
診察台にも機械にも慣れまして、この調子で続けられれば2,3月先には治療できそうだとのこと。
ただ、慣れてきたからか、診察室や診察台、その他治療器具に興味津々。
今後は「じっとしている」練習が中心になるようです。
じっとしていられるようになったら、いよいよ、「ちょいちょい」と治してもらうことになります。

さて、やっと撮影できた虫歯のレントゲン写真をみた息子はしょぼんとした様子で
「ドドガガ(虫歯建設株式会社の歌より)してないよね? ドドガガなってないよね?」
を繰り返しておりました。
「うん、少しドドガガしてるけど大丈夫! 先生が治してくれるって。すごいねぇ、先生はかっこいいねえ。よかったね、治してもらえるんだって。痛くなる前に、治してもらおうね」
と返事をしたところ、
「せんせー、はやくなおして、大丈夫にしてぇ!」
その口調が、旦那に壊れたおもちゃを直してくれと頼むときと全く同じで、少し笑えてしまいました。
ほんと、早く治させてもらいたいです。
それまで虫歯が進行しないように、歯磨き歯磨き!

さて、次回はサホライドの塗布です。
この治療をすると虫歯の箇所が黒くなってしまうとのことなのですが、塗布するのは主に前歯の裏側、そして虫歯治療をするまでの2,3ヶ月間だけのことなので、まあ、良いかと。
変色が嫌だと仰る親御さんには気合入れたまめな歯磨き(1日6回から)をしてもらっていますが、とも言われましたが
「その『気合入れた歯磨き』でサホライドに匹敵する効果は得られますか」
と訊ねたところ
「……微妙、です」
というお答えでしたので、本格的な治療の練習として塗布してもらうことにいたしました。
(もちろん「気合入れた歯磨き」には少なからぬ効果はあるらしいのですが、サホライド塗布に匹敵するかと問われると「はい」とは答えがたい。なぜなら「気合」の個人差が大きすぎるから、というお話でした)
目に見えて黒くなれば、息子にもわかりやすいですしね。
「今日は白く治してもらえるんだって、嬉しいねぇ!」
なんて言うのもありかな、と。

ともかくも、息子が治療に向けて大きな一歩を踏み出してくれたことが、とてもうれしいです。

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