2009年1月16日

聞けばいいのに

拍手、ありがとうございます。
大げさと思われるかもしれませんが、本当に心安らぐ思いがいたします。
ありがとうございました。
一言感想もありがとうございました。
誤字が多くてごめんなさい。
教えていただけてうれしいです。
できるだけ早くに修正いたします。
他にもお気づきの点がございましたら、ご連絡ください。

父の入院以来、母と話すことが増えて、少々負担です。
わたしもいい加減親離れ(親に親らしさを期待することを止める)すればいいのでしょうが、これがどうして難しく、なかなか母の甘えを許容するに至りません。
精進精進。
許せるなら許すほうが楽ですからねぇ……どんなことも。

で、今日の母の電話はコレ。
題して「父の容態について」

父の容態は快方に向かっています。
ゆっくりではありますが。
で、先生が仰ったらしいのですね。
「これで気を抜かずに、準備だけは怠りなくね」
実際にどんな言い回しだったのかはわかりませんが、おそらく
「快方に向かっているとはいえ、まだまだ入院期間は続くのだから、パジャマやタオルなど、入院に必要なものの準備は怠らずに」
という意味だと思います。
ところが母の耳には、こう聞こえたようです。
「危機を脱したとはいえ、予断は許さない状況だから、葬式の準備も忘れないようにね
……。
……。
いや、まあ、そう聞こえたなら聞こえたでいいのです。
でもね、普通、そう聞こえたなら、その場でなくとも発言者本人に確認すればいいじゃないですか。
「あの、準備というのは、まさか葬式の準備ですか?」
アホか言われるのが目に見えますけども。
それをどうしてかわたしに
「葬式の準備をしろって意味なのかなあ(涙声)」
って聞くんですよ、うちの母は。
わたしが「アホか!」言っても、コレいいですよね。
わたしに聞くことがもう、思いっきり無意味じゃないですか。
どうせ、100人中98人が「入院に必要なものの準備」と答えたって、
「だって『葬式の準備かもしれない』って答えた人が二人いるもん……」
になるだけなんですから。

わたし、こういう、どうでもいい話(結論の出ない話)で一時間以上電話するの、すごく嫌なんですよね。
だって当人捕まえて聞けば、10秒要らないでしょ?
探す時間加えたって1時間はかからない。
どうして発言者当人に聞かずに、発言者でない人の回答をもって代用しようとするのか、理解に苦しみます。
代用しようとしたところで、そんな答えでは絶対に納得なんてできませんから、思いっきりループしますしね。
「でも」「でも」「でも」「でも」……!

「……じゃあ、葬式の準備なんだよ。近々利用する予定なのでって、葬儀屋さんに連絡してみたら? 何社かかけてみて、合い見積もりでもとったらいいじゃない」

「そんなまさか! 葬式の準備なんて、早くからするものじゃないでしょ!?」
「じゃあ、入院準備なんでしょう。さっきからそう言ってるじゃない。新しいパジャマとタオル、持ってさっさと病院に行きなさいよ。お父さんだって待ってるんだし」
「でも……」
「まだ言うか!」
「ごめんなさい、言いません」

本当にストレスになります。
早く父には元気になってもらいたいです。

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