2009年1月15日

復習のチャンス

以前は今ある材料で適当に調理することが苦痛ではありませんでした。
今は、材料がある程度そろっていないと作る気になりません。
適当料理に飽きてきたのか、それとも何か作りこんでみたいのか。
進化か退化か分かりませんが、炊事へのこだわりのようなものが出てきたということかもしれません。
以前は本当にどうでもいいことだったからなあ……。

思えば、まあ適当でいいや、と思っているときはどんなことでも軽くこなせるんです。
やれればいいや、の段階。
完遂することが目標で、その質にこだわるところまでたどりつけていないからこその、気軽さで。
でも、少しでもこだわりがでてくると、あれほど軽々とこなしていたことが、まるで進まない。
軽々とこなしていた作業の、細々とした粗が気になってしまう。
軽々ではなく、いい加減で適当だったことことに気づく。
気づいて、それを許せない。

適当と完璧の間には幾段階もが存在するのですが、気づいた瞬間に、すぐそこにあるように見えていたものとの間に長ーい階段があることを実感する。
そんな感じ。

もっともわたしの調理の腕前は、どう見ても「並」でしかないので、深く探求しても得られるものはあまりないと思うんですけども……。
試しに少しだけこだわってみる分には、まあ、いいかな、と。

で、基本に立ち返って、仕込みの手前から手引きを確認しつつやってます。
予想以上に時間がかかってしまったりもするのですが、息子と一緒に遊びながらやるのは、案外楽しいです。
このぶんなら、勉強(主に英語と数学)のほうも、まあ、なんとか楽しんでやり直して行けるかも。
……で、あってほしい。

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