2009年1月 4日

知らないものは欲しがれない

義弟は相変わらず可愛らしいです。
いつ見ても一生懸命で、だけど「一生懸命ではない!」と頑張っているところが好ましいと思います。

ただ、子育てや育児についての手出し口出しには困ったなあと思いました。
たとえば、
食事の終わりに、「若、『ごちそうさま』は?」と。
でも、「『ごちそうさま』は」と彼が言うそのとき、息子はまだ咀嚼の最中なんですね。
言えるはずもないし、言うタイミングでもない。
また、他人様の行い(割り込みなど)を指して「若はああいうことをする悪い人になるなよ」
これは実は「失礼な振る舞い」でもありますし、もう少し大きくなったときに、お友だちに対して
「そういうことをしちゃいけないんだ! そんなことをするのは悪い人だ!」
などと言う子になって欲しくない。
後ろ指は指される側にも指す側にもなって欲しくないんです。
なによりわたしは
「禁止項目を教える前に、模範的行動を見せる、模倣させる」
ことこそが幼児期の育児には大切だと考えているので、本当に困ってしまいました。

続きを読む "知らないものは欲しがれない"