Diary

9月28日(日)

 今日は少し遠出をして、航空関連の博物館と、その近くの公園に行ってきました。
 この博物館は若さまは二度目。一度目は去年の、やっぱり今頃だったような気がします。
 去年はまだ心もとなかった若さまの歩みが、今年はもうすっかり飛んだり跳ねたりですし、最近は富におしゃべりになりまして……月日の経つ早さを実感いたします。
 でもって、去年より確実に体力が衰えていることも実感いたしました。
 公園で走り回る若さまのパワーについてゆけません。いや、ついてゆかなくてはならないので、出力120%ってなところで頑張ってはいるのですが、そんな調子で1日が過ぎると、帰宅後は屍同様です。
 鍛えねば、鍛えねばとい言いつつも、現状維持が関の山。
 慰めは体脂肪率計の体年齢の表示。
 でも先日まで実年齢マイナス6歳だったのに、今日計ったらマイナス5歳だった……。
 いつか追いつかれ、もしかしたら追い越されたりもするんでしょうかねぇ……追い越されだけはしたくないものです。
 涼しくなったことだし、本気で対策をとらなくちゃ。

9月27日(土)

 旦那の所用にて外出。出先近くの公園で、時間をつぶしながら待っていたところ、見知らぬお母さんに子供の世話を頼まれそうになりました。女の子で、年齢は4,5歳かなあ……。
「買い物に行きたいんです。1時間くらいで戻るので、よろしくお願いできませんか」と言われたのですが、「1時間はここにはいないと思うのでごめんなさい」と言ってお断りしました。
 まさかどこの誰とも知らない人に、そんなお願いをされるとは思っていなかったので、驚いてたじたじになってしまっているわたしに、
「じゃあ、40分でもいいから」「30分でも」「本当に少しでいいので」と、畳み掛けるその人。
「いやいやいやいや、お約束したら、あなたが戻ってくるまでわたしここで待たなくちゃならないじゃないですか。それは無理。できません。嫌です」
 物騒な事件の続くこのごろ、見知らぬ女にわが子を預けようという大胆さにも驚きましたが、もっと驚いたのは去り際の、舌打ちに続く
「ケチっ。ガキの面倒くらい見れねぇのかよっ、使えねー!」
 とか、なんとか……あんまりびっくりしたので、よく思い出せませんが、そんな感じの言葉でした。
 そのときは諦めて立ち去ってくれてよかったなあ、とほっとした気持ちのほうが大きかったのですが、今になってふつふつとこみ上げるのは
「ガキ一人連れて、買い物にゆけないおまえに言われたくねぇよ」
 みたいな? なんかそんな感じ?
 まあ、もう二度と会うことのない人なのでどうでも良いと思うのですけれどもねぇ。
 ただ、そのやりとりの間、一言も発さず、動きもせず立っていた女の子のことは、ちょっと気になります。

9月26日(金)

 助詞を使うようになった若さま。まだ間違うことも多いのだけれど、挑戦する心が尊いと思うわたし。
 数ヶ月前には
「こーえん。こーえんね、若ちゃん」
 だったのが、先月くらいから
「こーえん、いく、若ちゃん。若ちゃん、こーえん、いくね」
 先週あたりから、動詞が活用されるようになって
「若ちゃんね、こーえん、いきたい。いきたい、こーえんね」
 そして数日前からは
「こーえんにいきたい」
 これまで
「こーえん、こーえん」や「こーえん、いく」には「そうだねー、パパと公園に行ったねー、楽しかったねー、また行こうねー」とかごまかしつつ過ごしてきたんですけども、
「こーえんにいきたい、ね?」
 とはっきり言われてしまうようになっては、もうわからないふりはできません。あえて外して応えてはいけませんしね。それで
「今日は風が強いし、もうお外は暗くなってきているから、明日にしようねぇ」
「いきたい。こーえんにいきたい。ちょっといきたい。若ちゃん、ちょっと、ちょっといきたい、ね?」
「そうだね、行きたいねぇ」
「ね、いきたい。こーえん、いきたい」
「そうだね、明日は行こうねぇ。お弁当もって行こうか。じゃあ、あしたはお弁当作るの手伝ってもらってもいい?」
「いーよ!」
「お弁当、何にしようか?」
「はんばぐ! べこん! れんそっ! きの! とまも!」(ハンバーグとベーコンととほうれん草ときのこの炒め物にトマト)
 ……わたしはおにぎり程度を考えていたんだけども〜とか、別の悩みを抱えることになりながら、なんとか本日の外出を諦めてもらうわけです。
 これまでに比べると説得(?)に3倍以上の時間がかかるようになりました。
 でも面倒くさいなあ、と思って適当にあしらったりすると(「ダメ。もう遅いからね。明日ね、あーしーた」とかそんな調子)、涙目で「ごめんね、ごめんね、まま、ごめんね」
 いやいや、謝るのはわたしのほうです、ごめんなさい。面倒だなんて思ってすみませんでした。心を入れ替えてお仕えいたしますので、とりあえず笑って、と。
 可愛いやら手間やら、もう、何がなんだか……。
 ますます達者になって、そして大人の世界とはいまひとつ異なる世界に生きている2、3歳児の親御さんはすごいですよね。
 日々これのパワーアップしたのんと暮らしていらっしゃるだけでも、尊敬に値します。

9月25日(木)

 日記を10月からブログにする予定で、新しいブログを作成中。
 MTで構築するか、それともレンタルするかで悩んだのですが、まあ、レンタルのほうが管理が楽そうだな、と。
 自由度は低くなるけれど、現状、自由度があってもそこにつぎ込む時間もありませんし、バージョンアップなどをやってもらえというのが魅力でした。
 ただ、今までの日記とは異なり、書いた内容がサーバの事情で吹き飛ぶ可能性もあるわけで。
 バックアップはマメにしておきたいと思います。
 まあ、飛んだところでたかが日記ではあるんですが、リアル日記はつけていないので、これだけがわたしの記録ですしねぇ。
 いろいろフェイクも入ってたりするんですが(笑)
 そういうことで、今日はもう少し調整をしてみたいと思います。

9月24日(水)

 鬼喰の続きを書きながら、早く戦闘シーンにならないかなあと思っていました。
 今回は戦闘シーン後の、後日談的部分がわたしとしてはもっとも描きたいところなので、そこまでが長く感じて仕方がありません。
 話の流れから、主人公はいつもにもまして腰が重いし、いつもならそんな主人公の尻を叩いてくれる相棒が不在だし。
 自発的に行動するというよりも、流れに沿って動きを決める主人公だと、こういうときは辛いなあと思いながらの作業です。
 それが楽しくもあるのですが。

9月23日(火)

 わたしはこれでかなりマイナス思考です。
 相当気張ってプラス思考に持ってゆかないと、守りに入りがちになります。
 どうもこう、現状への不満を覚えにくい性分だからか、新しいことへの挑戦を避けがちになってしまうんですね。
 新しいことを考えるのは好きなんですけども、それも頭の中でこね回していることがもっとも好き。実際に行動に移すときは極めて慎重になってしまいます。慎重と言うよりは鈍重と言うべきかもしれません。
 そのわたしが、最近富に外向きに、そしてフットワークも軽やかになっています。
 もちろん無理もしているんですが、無理してでもかくあろうと思う……思わされる、かな。まあ、ともかくも、守りに入ってはいられない状況にわたしを置いてくれるわけですよ、若さまが。
 背伸びが心地よいとか、たまには、とか、もうそういうレベルじゃなくて、気がつけば、なし崩しにそうなってしまっている。
 それをあらためて思い知らされて、今日はなんだか一日中、可笑しかったです。
 今までいろんな人の影響を受けて来ましたが、これまででもっともわたしへの影響力を有しているのは、師でも親でも伴侶でもなく、この小さな存在なのだと思うと、本当に不思議です。

9月22日(月)

 若さまが鼻かぜのようです。
 明日は病院がお休みになってしまうので、発熱はそれほどでもないのですが病院に行ってきました。
「よし、病院に行こう」
 そう言って立ち上がった瞬間、
「いやー、いやー、ママ、いやー」
 と泣き出してしまいました。
 なんとか宥めて泣き止ませ、連れ出したのですが、いつものように先生の顔を見るなり「うわぁぁぁぁん」と再度大泣き。
 しかも今日はわたしの手から逃れて、診察室の入り口に向かって小走りに(おそらく彼としては全力疾走で)逃亡する始末。
 ……成長したもんだなあ。
 予防接種以降、病院嫌いになってしまった若さまですが(それまでは乳児湿疹の塗り薬の処方だけだったので、ニコニコしてました)、……まあ、考えてみれば
・元気なのに注射(予防接種)
・体調が悪くて機嫌もいまひとつなときに嫌なこと(診察)をされる
の二択ですから、嫌いになっても仕方がない面も大いにありますよねぇ……。
 でも今日はお口の中を見て、背中側、お腹側から聴診器を当てただけで終了。
「ほら、今日は痛くしないって言ったでしょ? 泣き損だったねぇ」
 そう言うと、少し考えた後
「ん」
 本当にいろいろとわかってきているんですねぇ。
 感慨深いです。

9月21日(日)

 とりいそぎ、鬼喰第四話「追憶」二章を更新。

9月20日(土)

 お彼岸なのでお墓参りに。
 おはぎ作って、お彼岸団子を作って、なかなかに楽しい一日でした。
 今週は旦那の帰宅時間が毎日23時だったので、休日のありがたみが一入感じられました。
 旦那と楽しそうに遊んでいる若さまを見るのが、今は一番の幸せかも。

9月19日(金)

 ここ数日体調が優れません。
 頭痛と眩暈が主症状なので、たぶん暑気中りのようなものだと思うんですけども……。
 このところぐっと涼しくなったのでエアコンを入れなくなったんですね。それがいけなかったのかなあ。
 そういうことで本日は夕食も簡単に済ませて、早めに布団に入ることにします。
 うーん、頭痛い。

9月18日(木)

 いよいよ今週から旦那の仕事がプチ・デスマーチになりました。
 プチなのでまだ良いのだそうですが、それでも退社は終電・終バス以降になりまして。
 タクシー使って帰宅するか、歩いて帰宅するか、泊り込みするかの3択。
 旦那は歩いて帰ってきます。見上げた根性。
 それでわたしも精々夕食には気を使っているんですけども、今日は夕方少し弱音を吐いちゃったんですね。
 体調が優れないので辛い、と。
 そうしたら旦那はお弁当を買って帰ってきてくれました。
 根性振り絞って作った夕食の立場は、と思う反面、ありがたや〜とも思ったり。
 幸い今日の夕食はチャウダーだったので、明日の朝食に流用することにいたしました。
 すれ違っても心遣いがありがたいと思う本日。

9月17日(水)

 3ヶ月ぶりに実家に顔出ししてきました。
 実家に行くたびに、なんだかとっても嫌な気持ちになっていたのですが、その理由の一つがわかりました。
 母は、どうしてもわたしを「育児に悩んでいる母親」であってほしいようなんですね。
 別にわたしに苦労していてほしいと思ってるわけじゃあないのでしょうが、「育児に悩んでいる娘を温かく見守る母親」にはなりたいようです。
 以前は「夫婦関係に悩む娘を」でしたし「会社での人間関係に悩む娘を」であったこともありますし、……だからそれが母なりの娘の愛し方なんだと承知してはいるのですけれど。
 わたしにはその愛がちょっと重いんだと思います。つぶれそう。
 実際にそれらの悩みがあれば、ありがたいんでしょうけどねぇ……目下の悩みと言えば 「この『母の太陽のように重い愛』をいかにして受け流すか」
 みたいな感じなので……ええ、まあ、その親孝行だと思って、人知れずこっそり受け流すしかないかな。

9月16日(火)

 若さまが家事を手伝ってくれるようになってから、すごく楽になりました。
 作業効率はむしろ落ちているくらいですが、気持ちがね、楽なんですよ。
 なんといっても「待っててね、今、ママはお仕事してるから」「こらこら、待っててって言ったでしょ」などなどが無くなったのが大きいです。
 時間が掛かっても一緒にやっているので「待たせている」という気持ちにならないし、なにより若さまにとってはそれも遊びの一環ですし。
 炊事のほかにも洗濯機を回してくれたり、洗濯物をたたんで片付けてくれたり(やり直さなくてはならないことがほとんどですが)、お風呂掃除を手伝ってくれたり……。
 でも、一番嬉しいのは、若さまが寝ている時間を趣味に当てられることです。
 だってほら、家事は一緒にやればいいですから(笑)

9月15日(月)

 今日はリトミックはお休みでした。
 でもこれまで祝祭日でも開かれていたので、今日もあると思い込んでしまって教室へ。
 今日はお休みですよと受付の人に教えてもらって、ちょっと恥ずかしかったです。
 その足でお出かけしたのですが……若さまはすっかりリトミックにゆく気持ちになっていたので、その後もしばらくリトミックの歌や踊りをやってました。ごめんね、若。
 今日はお天気もいまひとつだったからか、行った先の公園は遊具貸しきり状態。
 大きなジャングルジムに登ったり、シーソーを揺らしたり、とても楽しかったです。
 でもジャングルジムをどんどん上ってゆく若さまに、わたしのほうがドキドキ。いや、ヒヤヒヤかな。
 一番上まで上り詰めてご満悦な若さまでしたが、わたしは無事に降りてくるまで笑顔が張り付いてたらしいです(旦那談)
「ちょっと心配しすぎ」
 あー、なんだか本当にわたしのほうが若さまの成長に追いついてないんだなあ。
 これから1年と半を掛けて(幼稚園に入園するまでには)、少しずつ、わたしが手を放してゆけるようにならなくちゃ。

9月14日(日)

 家族でお月見しました。
 最近、若さまには料理を手伝ってもらっています。ピーラーで根菜の皮を剥くとか、お米を研ぐとか、そんなところですが。
 なので今日はお月見団子を作ってもらいました。
 こねて丸めての簡単な作業ですが、若さまはまだまだ手先が上手には動かせないようで、団子は不ぞろいでいびつなものになりました。
 楽しかったです。
 来週はお彼岸なので、今度はお彼岸団子を作ってもらう予定です。

9月13日(土)

 親知らずの抜歯三本目。
 今回は上の歯。前回に比べると、全然たいしたことなくて、驚いています。
 やっぱり下の親知らずは大変なんだなあ。
 そして来月にはいよいよ半埋没の右下親知らずを抜くのですが……。
 抜くときよりも、抜いた後がねぇ。あのときは丸1日近くすぎて、やっと出血が止まって……やっと止まったかと思ったら今度は疼痛に悩まされて、首や肩は凝るわ、背中まで痛くなるわでもう散々な目に遭いましたからねぇ。
 おそらく抜歯後安静にしていなかったこととか、上の歯がすでにないことで当初の噛締めが甘かったこととか、そういうのも関係してると思います。
 なので次回は、抜歯後は寝て過ごすことにします。

9月12日(金)

 掲示板を外す、メールフォームのセキュリティーをあげる。その代わり、拍手をもっと汎用性の高いものに変える、というのがいいのかなあと考え中。
 連続制限は緩めて、メッセージの字数制限をなくして、返信の希望があれば、専用ページにて返信する、というような形がいいのかな。
 しばらくネットから離れていたから、どんな環境だと来てくれる人が使いやすいのか、疎くなっちゃっている気がします。
 日記もブログ様にするのがいいのかもしれないけど……ううむ。

9月11日(木)

 実はここ数ヶ月、掲示板やメールフォームが大変なことになっています。主として海外からの宣伝書き込みが多くって。
 最初はそうした投稿を削除することで、次には投稿が反映されないように、今は.htaccessで弾くようにはしているのですが、生ログを見ると、今もかなりのアタックを受けているようです。
 ……なかなかお返事できない現状もあるし、ここは潔く掲示板は外すしかないのかなあ。
 一旦掲示板を外して、しばらく様子を見て、落ち着いたら再度設置するのがいいかもしれない。
 メールフォームはないと困るから、少しセキュリティをあげるかなあ。
 悩ましい。

9月10日(水)

 今日は風紋の続きを書いていました。
 こう、恋愛要素をいれるというのんは難しいなと思いました。
 入れたいな、入れられれば華やぎがあって美しいなと思うんですが、書いていると「それどころじゃあござんせん」とばかりにキャラクターにそれぞれ拒否されるような、妙な感じを覚えます。
 難しいなあ。
 まあ、確かに生死の際にあるときになにが色恋じゃとも思わなくはないんですが、でもそういう切羽詰った局面だからこそ、交感するものもあっていいんじゃないの?とか。
 これは説得に時間が掛かりそうだなあ、ということで、別方面から書いてゆくことにしました。
 最終的にそこに恋愛なんかなくってもいいや、歴史は確定なんだからさ、とか。
 ひどい作者だ。

9月9日(火)

 わたしも旦那も、息子に対しては、それぞれの両親を
「おじいちゃん、おばあちゃん」
 と言っています。
 でも息子にはまだその発音は難しいようで
「じじ。ばば」や「じちゃ。ばちゃ」と発します。
 どちらの祖父母が「じじ」で「ばば」なのか、そういった区別はないようです。
 義父母は息子の呼びかけに快く応じてくれるのですが、わたしの母は頑ななまでに
「ばば」「ばちゃ」
 と呼ばれることを忌避します。
 というか、そもそも「おばあちゃん」という呼ばれ方をしたくないみたいです。
 おばあちゃん(=老女)がダメなので、「おばあさん」も「おばあちゃま」も「おばあさま」も「グランマ」もダメです。
「ばぁば」も「あーちゃん」も、おばあちゃんの発音の代替なので、これらは端から却下のようです。
 そんな母がどんな呼ばれ方を期待しているかと言うと、どうやら今は
「○○子さん」
 なんですね(その時々の気分によって変わります)。
 でも、息子に母を名前で呼ぶように言うのは、わたしとしては抵抗がある。
 だってそれは、わたしが母を
「○○子さん」
 と呼ぶことを、前提にしていますから。
 まだ年若い、それも未婚の、あるいは新婚の姉妹の「まだおばさんとは呼ばれたくない」という主張ならば、わからなくもないのですがねぇ……百歩譲って母がまだ50代手前と言うならばまだしも……四捨五入で70歳、名実ともにおばあちゃん以外の何者でもないのになぁ。
 そのくせ父のことは思いっきり「じいちゃん」と呼んでいたりして、何このアンバランス(笑)
 まあ、将来的に成長した息子が、自分の意思で祖母をそのように呼ぶようになることは否定しませんが、わたしにそのように教えろというのは無理。絶対。

9月8日(月)

 まだまだ謎の言葉を話している若様ですが、いよいよ日本語を話すことが多くなってきました。
 リトミックの帰りに本屋さんで絵本を購入するのが、なんとはなしに慣習化。
 若さまがリトミックが終わると
「おわったね、えほんね、よんでね、ピしてね」(ピする:チェッカーでバーコードを読み込むときの電子音から、買う=自分のものにする、の意味に用いられる)
 などと言うので、もう完全にそういう流れ。
 本屋では
「コレね、ピしてね、ピね、よんでね。若ちゃんの、ね」
 語尾が全部「ね」なのは、きっとわたしの影響でしょう。「一つだけね、一つだけ選んでね、一冊だけにしようね」とか、そういう話し方をしてしまっているので。
 だから若さまの口調は妙に「言い聞かせ」風の発音でして、笑えます。
 はいはい、畏まりました、こちらでよござんすねとレジに向かうのですが、その間もずっと「ピね、ピしてね、コレね、若ちゃんのね、ピね」としゃべり続けているのが可笑しくて。
 ああ、でもこれでいよいよ赤ちゃん時代とはさようならだと思うと、感慨深いものです。

9月7日(日)

 この休みは歯医者に行かなかったので、実に開放感があります。
 どうして行かなかったのかというと、予約が取れなかったんですね。
 他のことなら残念に思うんですけども、こと歯医者に関しては
「やった!」
 みたいな気持ちになるのはどうしてなんでしょうね。
 やー、ほんと、嬉しい。
 でも来週は三本目の抜歯なんですよねえ……。本音言うと、怖い。

9月6日(土)

 なんとか更新。一安心。

9月5日(金)

 明日朝、更新できるようにファイルを準備中、若さまのキーボードへの一撃!
 そして
「まま、あーでね(あとでね)!」
 満面の笑顔に、作業継続はあきらめて、明日に持ち越すことにいたしました。
 可愛いんだけど、恨めしい。

9月4日(木)

 若さまは一日中、しゃべり続けています。
 一生懸命しゃべっているのに通じなくて癇癪を起こすことも増えてきました。
 寝言も増えました。夢を見ながら笑うことも多くなりました。
 突然「きゃきゃきゃ」と笑うので、夜中はびっくりしたりもするんですけども。
 きっと夢の中では存分に言葉も通じているんだろうなあ、と思うと、逆に目覚めたときはちょっと切ないのではないか、とも。
 寝起きに少しぐずぐずするのは、そういう理由もあるのかもしれないな。

9月3日(水)

 あれこれとサイトの不具合を修正(継続中)。
 放置期間が長かっただけに、なかなか終わりません。
 小まめなメンテナンスは、何事においても重要ですね。
 ……台所のメンテナンスもしなくては。最後に五徳を磨いたのはいつだったかしら。

9月2日(火)

 先週は雨が多く過しやすい気候でした。
 豪雨に見舞われた地方在住なのですが、不思議なことに我が家周辺は雨もさほど降りませんでした。
 一時的に、次の信号が霞んで見えない降りも何回かはあったのですけれども、いずれも短時間。
 大雨洪水警報が出ているのに、晴れ間が見えるようなことも。
 数年前の豪雨のときは、通りも川に見まごう状況だったので、この差は何なのだろうと思っておりました。
 今日も予報では雨だったのに、曇り時々雨程度。
 天気って、不思議だなあ。

9月1日(月)

 はっと気がつけば9月。
 そして先週末の更新を忘れたことに気づく夜更け。
 さて、リトミックにて若さまの成長を知った本日。
 お友達にお道具を持っていってあげたり、泣き出してしまったお友達を慰めに行ったり……社会性の芽生えを感じました。
「貸して」には「どじょ(どうぞ)」だったり「あーでね(あとでね)」だったり「やーの!(いや)」だったり、いろんな反応をするようにもなりました。
 今一番可愛いなあと思うのは、やってもいいかと許可を求めるときの「いーい?(語尾上げ)」
 他には「○○ちゃんの番〜、○○ちゃんの番〜!」という主張もするように。
 言葉には接尾語が付くようになりました。復唱確認もしたりいたします。
 まだまだ大半は赤語ですが、日本語も増えてまいりました。
 言葉が言葉らしくなってゆくのと同じくした発達に、言語はコミュニケーションツールなのだと再認識。
 本当にあっという間に赤ちゃんは子供になってゆくんですねぇ……うれしいような、寂しいような(笑)