初詣 袖の花咲く 神の杜(もり)

 普段は静かな境内が、艶やかな晴れ着姿の人であふれる。
 そんな空気が結構好きです。
 この日ばかりは神さまもご寛容なようですし。
 静かなほうが、ゆっくりできるんですけどね。
 処により、中の句は「高波溢る」の方が、正しいのかも(笑)
 年が変わると同時に突撃してゆく人をみた、あの怒涛の初詣は
 たぶん、一生忘れないと思います。
 ちょとコワかったです。

手を合わす ただ一つなり 初日の出

 本当はただひとつというわけではないのですが、
 無事に新しい年を迎えることができた、という気持ちは、
 ご挨拶の拱手とはやはり異なります。
 ただ今年は気がついたら年が明けていた、
 目覚めたら日も高かったという、ていたらく・・・・・・。
 埋め合わせではありませんが、気持ちだけは、ということで、
 許して、おひさま。


 Kazさんちの句会。

 1月のお題は「元日(元旦)・初詣・新春・初日(初日の出)・年賀(年賀状)」と、多々ある中から「初詣」と「初日の出」を選んでみました。

 お題が多いと、何を選ぼうか、というところから楽しくていいですね。
 最初のころは一つのお題にたいして、たくさんの句が「下手の鉄砲」的に発生していたのですが、このところ、一つの句が、ことん、と胸に落ちてくるようになりました。
 少しだけ肩の力が抜けてきたようで、うれしいです。

 おまけ。
・年賀状 ことに今年は 遅れたり 七草過ぎて 初春の文字・・・
 友よ、すまぬ。

・書初めの ひつじ 未だと 読みにけり 逆さにしても 一字足らぬと
 ↑は、12年前の家庭教師先の小学生の言葉から。
 こどもの発想って、素直で斬新で、可愛らしくて、大好き。
 でも逆さにした場合、真ん中の棒は上に出ちゃいけませんよ〜。

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風艸庵