若さまが絵本を読んでくれました。
『るるるるる』と『がたんごとん』です。
絵を指差して「るぅーるぅーるぅーるるぅー」とか「がっごっ、がっごっ」「のんのん(乗る、の意味)」という調子ですし、けっして文字を読んでいるのではないのですが(笑)
でもうれしかったな。
歯科に通ってます。
2年前、虫歯に気づいて歯科医院に行ったのですが、そこの先生に
「虫歯じゃないです。レントゲンにも写ってませんから」
と言われた箇所です。
その後で歯のクリーニングをしてもらったときに歯科助手さんが
「先生、これ……」
と該当箇所を指して何かを言いかけたとき、まるで「余分なことを言うな」といわんばかりの様子で首を振ったというおまけ付き。
すっかり信頼できなくなってしまったので、とくにクレームをつけることはしませんでしたが、足が遠のきました。
ああ、大先生はいい先生だったのに。
直後妊娠が分かり、出産〜子育てに夢中の間に、虫歯はすっかり大きくなりました。
このたび徒歩数分のところに歯科医院が新しく開院したので、とりあえず行ってみたところ、どうも感じがよさそうだったので
こちらでお世話になることにいたしました。
なにより密室じゃないのが気に入りました。美容院のように広々とした空間を間仕切りで仕切っての診察なので、気楽でよいです。個室もあるんですけどね。
いまさらながらに歯科矯正も考えているので長いお付き合いになりそうです。
わたしは物が壊れる(あるいは壊される)ことはさして気にならない性分です。
買えるものであれば、また買えばいいやと思っているし、買えないものなら一通り落ち込んだあとは、まあしかたがないやと思い切ってしまえるので。
自作のものでもほぼ同じ。作り直せばいいし、できなければ無念をかみ締めて諦める。
なので「物」に関してストレスを覚えることは多くありません。
ただ、壊れたものを直せとせがまれるのには慣れていないので、とてもストレスになります。
もちろん、それがわたしに直せるものなら良いのです。どんとこい。
ですがわたしに直せるものはこの世にさほど多くはありません。
ヒビの入ったディスク(DVD)をどうしろと……。
バックアップがあればまだしも、ですよ。
壊しておいて直せという若さまの横暴にほとほと困り果てる本日。
もう一度買い与えれば良いだけのようにも思いますが、それも教育上よろしくないような気もするし。
壊れてしまった不自由や無念を実感した上でないとねぇ……。今はまだそういう経験がないから、単純に「壊れても何とかしてもらえる」と思ってしまうだろうから。
とりあえず若さまの癇癪を治めつつ、今無事なディスクはすべてバックアップをとる方向で検討中。
しまったなあ。ちゃんと片付けるように指示してあげればよかった。わたしが指示を怠ったせいで、若さまにも不憫な思いをさせてしまった。反省。
若さまはこのところめっきりおしゃべりになりました。
よく口にするのは「どじょー(どうぞ)」「ないない(否定)」「こ、こ?(どこどこ?)」「ちょっとぉ」「もーぅやぁーっ(もういやだ、もう十分など)」「かたー(片付ける)」「がんばっ(がんばれ、がんばっている)」
(……我が家での日常がどんなものだか丸分かり)
他にはいくつかの名詞と擬音語、擬態語。
それにベビーサインを加えて話しをしますが、言葉の数は、まあ、普通の1歳半だと思います。
彼が理解している概念の範囲でなら、かなり意思の疎通が可能になったことは本当にありがたいです。それにこちらが察してやらなくても彼の方からアプローチしてくれますから(笑) かつて数ヶ月先輩お母さんが言っていたことは本当でした。
でも、今日はリトミックの先生に「お家ではどの程度おしゃべりをしますか」と問われ「四六時中しゃべってます」と答えたところ、ご一緒しているお母さんに驚かれてしまって……。
何かしているのと尋ねられたのですが、これといって特別なことはしていないので返答に困ってしまいました。
たぶん若さまは今、一生懸命「話すこと」「聞くこと」の実習中だと思うんですよね。
また少しすれば、必要なときに話すようになると思うんだけども ← 想像
実習に入ったきっかけが何だったのか……ううむ。
それがわかれば答えられたのになあ。わたし育児に対して豆じゃないから、そういうこと忘れちゃうんだよねぇ……若さまのことは愛してるけどもさ。
実家に行ってきました。
滞在時間は2時間強でしたが、この1週間で一番疲れました。
通常、義理の実家を訪ねたあとで実家を訪ねた場合、母親は娘を労ってくれるもののような気がするんですね。想像に過ぎないですけども。
でもうちの母は、
「姑に仕えたなら、次は実母のわたしにお仕えしてくれなくちゃね! 期待してるわ!」
なので、本当にビミョーな気持ちになります。
姑には気を使うのに、実母には気遣いなしなんて言わないわよね! むしろ姑によりも気を使ってくれるものでしょ、だって実母なんだものね! ……って、そういう感じ。
母は姑というものを持ったことがないので、嫁と姑の「互いに相手を大事に思いながらも気を使う」関係が、根本のところで理解できないのだと思います。たぶん。
最近はわたしも賢くなって……や、小狡くなって、かな。まあ、とにかく最初に
「ああー、やっぱり実家はいいなあ。変に気を使わなくて済むしー。ありがたいなあ」
と先制するようになりまして、おかげで過剰なご奉仕は求められなくなりました。
だけどもやっぱり母は本音では「姑さんばっかり大事にしてもらって、ずるい」と思っている模様。
そんなこと言われたってわたしにはどうしようもないですけどね。気遣ってくれる嫁が欲しかったなら、息子も作らなきゃいけなかったんですよ、母上。実の娘に嫁のような振る舞いをもとめられても〜。
正直なところ、義母はわたしを賓客として遇してくれるので(手伝ってもせいぜいが食事のお運びくらいなもの)、実母を訪ねるよりも各段に楽をさせてもらえるというか。ええ。
実家は楽じゃない、とても疲れる、だからどんどん足が遠のくのだけれど、きっと母にはこれもわからないだろうな。
母は実家に帰りたいと思っても、家を出た都合、帰れなかった人だから。
実家にあまり帰りたくない気持ちは、きっと母には一生わからないだろうね。
そう言う意味では、わたしはきっと恵まれているんだと思う。
帰っていらっしゃいと言ってくれる母親が(それぞれに目的は真逆だけれども)、二人もいてくれることに感謝しよう。
今朝早くに義母が怪我をして入院したとのこと。
びっくり。
家庭菜園で何かに足をとられて転ぶ→骨折だそうです。
きっと一昨日までの疲れもあってのこと……。
でも、お見舞いのために飛行機の空きを調べていたら
「大丈夫だから来なさんな」
と第2報。「来なくていい」ではなく「来るな」というのがいかにも義母らしくてちょっと安心。
二十日近く入院になるようだし、手術もあるし、旦那だけでもお見舞いに行けるといいのだけれど。
まあ、旦那だけで行ったら「八ちゃん、若ちゃん来ないならつまらないから帰って」って仰ると思うんだけど(笑)、でもきっと本音では嬉しいと思うんだよね。
不調のときは心もとない気持ちになるし。
来週末、なんとか調整できないかなあ。
第3報を待って、夕方から博石館のライトアップを見に行ってきました。
知らなかったのですが、今日は通り道の恵那では花火大会があったようです。
遠目になりますし、見えたり見えなかったりではあったのですが、博石館からも一部の打ち上げ花火が見られて、とても楽しかったです。
若様は宝石探し体験で「どろどろ〜」をしながらの花火観賞がとてもうれしかったようで、帰り道もずっと「どろどろ〜」と「ぼーん、ぼーん」を繰り返していました。
8月のお休みにはまた花火を見に連れて行ってあげたいなあ。
帰宅して、一夜が明けて。
昨日までのことが、まるで夢のように感じられます。
なんだかとても良い夢を見ていた気分。覚めてちょっと寂しい。
わたしたちでさえ寂しいのだから、義母たちはもっと寂しいかもしれないなあ。
とはいえ、体はめっきり疲れているので、今日は旅行中の写真をまとめながら部屋でゆっくりすごしました。
ここ数日、一番休みらしい休みだったかも。
明日、写真とお礼状を発送をしてこよう。
昼過ぎのフライトにて帰宅いたしました。
名残が惜しくて夕方の便にすればよかったなあと思いつつも、やっぱり帰宅するとほっとします。
でも帰宅途中、高速を走っていたときに、若さまが義母の車を探すんですね。
ここ三日、常に義母の車がわたしたちを先導してくれていましたから。
「ばぁば、ないない。ないない、ないない、こ、こ?(おばあちゃんいないね? どこに行ったの?)」
これを聞くと、十日くらい居続けできるといいのになあ、と思います。
御猫さまのこともあるので、そう留守もできないのですけれど……。
次はこちらに10日くらい居続けてもらいたいねえ、と旦那と話しました。
5時半ごろに若さまがぐずぐず。
おかげで寝坊することなく起きられました。
さて、本日は午前中は行人岳までドライブ、午後は脇本で海水浴。
平日ということもあり、行人岳はがら空き。というか、貸切。
とても暑い日でしたが、山の上は涼しい風が吹いていて、日陰にいるとまるでエアコンの効いた室内にいるみたい。
広場を若さまと一緒に走り回って、東屋ではみんなでお弁当を食べて……とても楽しかったです。
お弁当は義母さんのお手製。これがまた美味しくて美味しくて。
わたしにもいつかあんなお弁当が用意できるようになるといいのだけれど。
午後は、若さまは初めての海に、最初はおっかなびっくり。
でもそのうちなれて、波打ち際での砂遊びに夢中になりました。
「どろどろ〜、どろどろ〜」
と言いながら砂を掘ってご満悦の若さまでした。
でも浜辺の照り返しはとても強く、日焼け対策はしていたのに、わたしも旦那も若さまもすっかり日焼けしてしまいました。
まあ、わたしや若さまは少々黒くなるだけなのでたいした事はありませんが(そして数日のうちに色も引いてゆく)、旦那の腕は真っ赤になっていてちょっと痛そう。
日焼けには強いわたしが、日焼け止めを塗っていてさえ「今現在進行形で焼けていることが自覚できる」日差しだったので、色白の旦那にはさぞ大変だったことでしょう。
無理やりにでも日焼け止めを塗ってやればよかったなあ。
今までは問答無用で塗りつけてきたんだけど(だって事後処理の方が面倒ですし)、今回は若さまの対策だけで手一杯になっちゃって。
とりあえず、若さま用の日焼けケアローションを旦那には貸してあげました。
赤い色ほどには痛くないらしいのですが……見てると痛々しいんですよねぇ。色白さんは大変だ。
朝一番のフライトで旦那の郷里鹿児島まで行ってきました。
ぐずるかな、と思っていた若さまも、機中はご機嫌で過ごせました。暴れることもなく、大声で騒ぐこともなく、始終にこにことしていてくれて。本当に親思いの良い子です(笑) 家の中ではまさに小さな怪獣なのにねえ……。
出迎えてくれた義母たちと一緒に、今日はドライブに。
あちこち連れて言ってもらいました。
道の駅垂水で足湯を楽しんで、黒神埋没鳥居を見て、溶岩道路をドライブして、レインボー桜島で昼食、湯の平展望台で桜島を見て、フェリーに乗って、いおワールド(鹿児島水族館)に行って、ドルフィンポートで買い物と水遊びをして。
いつもは北薩方面に向かうことが多かったので(親戚巡りの都合)、このルートは初めて。
今日一日で、3日分くらいは遊んだ気分です。盛りだくさんで楽しかったー。
若さまは初めての手花火体験もしたのですけれども、これはどうやら怖かったようです(笑)
明日はドライブと海水浴。
早めに寝て英気を養いましょう、と、いいつつ、すでに23時です。明日は早いのに大丈夫だろうか、わたし。
今日は祝日だったこともあり、リトミックにはお父さんたちが見学にいらしていました。
えー、それならうちの旦那にも見せてあげたかったなあ、と思いつつ、まあいいか。
今日も若さまはぐずることなくリトミックに夢中。
いよいよ慣れてきたのかな。
一緒に参加しているお友達にも積極的に接するようになってきました。
若さまが今一番好きなお友達は、2歳2ヶ月の可愛い女の子。
握手をしたり、休憩時間にはマグで乾杯をしたり、実に楽しそうです。
子供たちのやりとりを見ていると、それだけでほのぼの〜といたします。
本当によい息抜きです。
さて、明日からはいよいよ若さま初の「父方郷里への里帰り」
朝一番のフライトですから、寝坊しないようにしなくては。
旅行の最終打ち合わせを旦那にしてもらいました。
もっと余裕を持って確認してほしいと思いつつも、まあ、そこは親子の息というものがあるのでお任せ。
なにやらとっても盛り沢山なスケジュールを立ててくれているようで、楽しみ半分心配半分です。
これから何度も行くことになるから、あまり予定は過密にせず、一箇所を満喫できるというのでも良いようにも思うのですが……。
案外今回は過密なくらいが丁度良いような気もします。
若さまが慣れて退屈しないペースで移動というのも悪くないですし。
さてさて、後はチャイルドシートのことだけかな。
レンタカー+レンタルチャイルドシートを利用することを伝えらたら
「なくていい、もったいない(レンタルする費用が、かな)ことをするな」
とのお返事。
やっぱり年配の方にはチャイルドシートの重要性が伝わりにくいみたいです。
昔はそんなものはなかった。それで大丈夫だった、今は過保護だ、神経質だ、四角四面にならず柔軟になれ(そして我が家の自動車一台で移動しよう)と仰るわけです。
いや、大丈夫じゃなかったからチャイルドシートが作られ、着用義務が課せられたんですよ。
理解の有無に関わらずこれは決して譲らないですから、仰るぶんには構わないのですけれど、今後毎回となると……うーむ。
やっぱり初回にちゃんと説明したほうがいいんだろうな。
ということで、旦那くん、解説をよろしく。
旅行の荷造りは完了。
でも案の定、足りないものがいくつかあったので、明日はそれを買出しに行く予定。
そして三日間家を空けるので、冷蔵庫をきれいにしてゆきましょう、ということで、今朝からはずっと賄い料理。
案外賄いのほうが得意だったりして、今日は楽ちんな一日でした。
旦那は今日から来週いっぱいまで夏休み。
火曜日からの旅行に備えて買出しに行ってきました。
平日はどこも空いていて楽です。
若さまのサンダルを買って、若さまの遊び着を買って、若さまの飛行機内用おもちゃを買って、若さまの絵本を買って、若さまの……何か結局、若さまのものしか買わなかったような気がします(笑)
それが幸せだと思うあたり、わたしも一人前のかあちゃんになってきたような気がします。
わらべ歌は歌詞を聞いていると、微妙な気分になるものもあります。
なんかこう、不義理をしたら不遇になるよ、みたいな。
ひとつの教訓のようなものとしての側面もあるのでしょうが、その教訓が現代にそぐわない部分もあったりして。
子供に聞かせるにも、ものは選ばなくてはと思ったしだい。
特に、♪親の前でとど食って、それで背が高うならん は、「ねえよなあ」と思うのでした。
とどは出世魚。ボラの採集形態(?)で、「とどのつまり」のとどです。
ようするに、「親の前で、親より大きくなるな。小さくなっていろ」というような意味に取れるんですね。
どうして、子が親より大きくなったなら、それこそ幸せじゃないですか。親として冥利に尽きるというものです。
もし子に大きな態度を取らせたくないのなら、親もまた成長を続ければよいのです。
子供に大きな態度を取らせてしまう、それは至らない親の落ち度だと思うんですけどね……。
大きな態度に出るな、と叱るのではなく、「親は大きい」と子に心から思ってもらえる努力が、親には必要なのだと思います。
若さま語の強調表現は、繰り返し、です。
「トト、デ」なら「外に行きたい」ですが
「トト、トト、デ、デ」になれば「どうしても外に行きたい!」になります。さらに長音が入る場合もあります。
「トートー、トートー、デ、デ、デ」で「外に行かせろ」と命令形に、これが
「トートー、トートー、デ、デ、トト、デ、トト、デー、トトー!」では「お願いだから外に行かせてー!」と懇願の様相を帯びてきます。このとき手はベビーサインの「もっと」をしています。若さまにとって「もっと」が「強意」であることがわかります。同様に
「ママ、ゴ」「ママ、ゴン!」「ゴンー、ゴンー、ゴン、ママ、ママ、ゴンー!」は「まま、ごはんちょうだい」。後者ほど強い意志を表明しています。
これだけしゃべるようになってくれれば、母親は随分楽ができます。
できますが、これ、要求が叶えられるまで続くことが多いので、それはそれで対応に困ることも。ごはんは定時がありますし、炎天下外出するのも難しいですからねぇ。
お願いを聞いてもらえなかった若さまが「モーニャー!」と叫ぶのを抱っこして、
「まあまあ、長い人生そういうこともあるから」と慰める日々です。