若さまとおしゃべりをしているとイオークとしゃべっているような気になるという旦那。
……そのとおりかもしれない。
「デ、デ、モーニャーモーニャーモーニャー、デ、デ、デ、ママ、ママ、コ、コ? デ! ナイナイ!」
これがお風呂で旦那と話をしている若さまの言葉の一部なんですけども、漢字かな混じりにすると
「出、出、もう嫌、もう嫌、もう嫌、出、出、出、ママ、ママ、処、処? 出、無い無い」
意訳すれば
「湯船から出たい、出して、もういい、もう十分、もう満足したから、湯船から出して、出して、お風呂も出るの、だからままを呼んで、ままはどこ? お風呂から出る、お風呂はもうおしまい!」
です。
この言葉、面白くって大好きだけど、若さまがイオークでいてくれるのはいつまでかなあ……。
今日も若さまは泣かずにリトミックを始められました。
6月はめそめそ〜とすることが多かったのですが、どうも今月に入って、落ち着いたようです。
何の違いがあるのかわからないけど、よかったよかった。
あまり泣くようなら今月一杯でやめるという選択もあったのだけれど、これなら続けられそうです。
実はリトミックを手始めに、3歳くらいから本格的に音楽を習わせたいと思っていたので(若さまが嫌がらない限りにおいては、ですが)、楽しんでくれるようになってほっとしました。
先週くらいからは家でもリトミックで教わった遊びをするようにもなりまして、うきうきと遊んでいる姿を見ているとわたしも楽しくなってきます。
若さまが大きくなったら家族で一緒にアンサンブルを、というのが今のささやかな夢なのですが、……そのためにはわたしのピアノを使えるようにしなくては〜。
去年、一昨年と調律をサボっちゃったから、なんか音が気持ち悪くて積極的に弾く気になれないんですよねぇ。
わたしの腕ではその程度の違いを取りざたすのはお笑い種なんですが(つまり音程がどうのという話ができるほどにうまくないってことですね、はい)なまじ耳だけは訓練されちゃってるから、困ったことになってます。
問題は、いつ調律に来てもらうか……。部屋の掃除が最重要課題かも。
来週、義母の家を訪ねることになっているので、バギーを購入。
今まで使用していたベビーカーはA型。
重くて嵩張るため、旅行に持ち歩くのは不向き。
歩くのが楽しくて仕方のない若さまですから、使う機会は少ないと思うのですが、まあ、あれば楽なこともありますし、乗せれば乗せたで喜びますしね。乗せろ、降ろせ、の繰り返しですけども。
4歳くらいまで使えて、できるだけ軽量で、持ち運びが楽なものを、という条件でマクラーレンVoloにいたしました。
畳んだときの重さや嵩が3分の2以下になってうれしいです。
夕方出かけた公園で、若さまが空に向かってお辞儀をしているのでそちらを見てみると、夕暮れの空に白い半月。
どうやら『おつきさまこんばんは(絵本)』をしていたようです。
絵本の内容を真似してみること、半月もお月さまだとわかること、お辞儀がもろもろの挨拶に使えること。
そういうことを知らないうちに、自然と学んでいるのですねぇ……。
子供って不思議。
結婚記念日でしたが、例によって例のごとくわたしは失念しておりました。
ケーキを土産に帰ってきた旦那に
「何のお祝い?」
とか、素で聞いてしまったのは――そして旦那も動じることなく「結婚記念日のお祝い」と答えるんですが、それもこれも――ここだけの話しということで。
結婚しても、子供ができても、こういうことに淡白な性分は変わらないみたいです。
そのうち若さまの誕生日までうっかりしそう。
こういう母親に育てられると、うっかりした男の人に育ちそう。で、恋人や奥さんから非難されるの。
……うわー、大変な人生だよ、おまえと寝ている若さまの頬をつついてみたりするんですが。
少しは反省するべきなんだろうか。
でも今は(今も、か)毎日がお祭り騒ぎだから、取り立てて一日だけを祝ってみる気にならないんだものー。
読み語った絵本の感想を、一生懸命伝えようとしてくれる若さま。
言葉では伝えられないのでサインにゼスチャーを駆使して、全身でお話してくれます。
わたし、絵本を読み終わった後のそれが、最初は感想だとは思わなかったんですよねぇ……。
少し前から一生懸命お話してくれていたのに、気がついたのは今日になってからでした。
それにしても、子供の成長は早いものですねえ。
このところとみに速度があがったような気がします……ほんと、対応がついてゆけなくなりつつある。
いつまでも赤ちゃん扱いはしていられませんね。
ああ、もう少しだけ赤ちゃんっぽさを残したままでいてほしい。
今が一番可愛い時期ね、と言われるたびに、心の中で
「ええ、これからもずっと『今』が一番可愛いでしょう」
と思うわたし。
これ(こんな風に可愛いの)も2歳までね、と言われるごとに、心の中で
「いいえ、これからもずっと可愛いでしょう」
と思うわたし。
ぶっちゃけ
「それもこれもあなたに決めてもらうことじゃないですよ」
と思ってるけど、口では「そうですね〜」などと応えています。
おそらく乳幼児の母親はみなそうだと信じてる(笑)
でも「今が一番可愛い時期」とか「これも2歳まで」という人って、今はもう子供のこと、可愛くないのかしら。
2歳までしか可愛くなかったって、親も子供もかわいそうだなあと思う。
最近お菓子作り熱が再燃中。
きっかけは市販のおやつを買いに行くのが面倒くさいから。
だって晴れてれば暑いし日差しはキツイし、雨が降ってると傘を指すのが面倒だし。
それで出かけるよりも面倒のない手作りに傾倒しています。
まあ、いつまで続くかは知らないですけど(笑)
小麦粉とベーキングパウダー、砂糖に玉子に牛乳にバターがあれば、基本は作れるのがありがたいです。
今日はスコーンを焼いてみました。
チーズとチョコとレーズンとプレーン。
わたしは塩味系チーズが好きですが、若さまと旦那はチョコでした。
うーむ。若さまは将来甘党かもしれないなあ……えー、すごい寂しい。
今日は久々に大泣きせずにリトミックが始められました。
始まってしまえば元気なのに、このごろはどうしてか最初のご挨拶でめそめそ〜としていたのですが(人見知り、場所見知り?)、今日はなんだかよい感じに始められてほっとしました。
日ごろの生活を考えると、どうも始まりの10時というのが、ちょっとおねむになってくる時間みたいなんですよねぇ。
だいたい10時半から12時半が、今のお昼寝タイムなので。
起床してから4時間。お散歩に行ったり、家事を手伝ったりと、結構元気に体を動かしたあとなので、少し休みたいのかもしれません。
月曜日の朝はいつもよりセーブ気味のほうがいいのかな。
そうそう、今日は帰ってきてからもリトミックでやったダンス(?)や手遊びを一人遊びでやっていて、可愛かったです。
今の若さまのお気に入り手遊びは「ぎっちょぎっちょこめつけこめつけ」と「にぎりぱっちりたてよこひよこ」
とくにひよこの方は大喜びで繰り返しています。
わたしが知らない遊びを教えてもらえて、親子で楽しめるっていいなあ。
そういえば明日は七夕です。
何も用意していなかったので、来月旧暦でやることにいたしました。覚えていれば。
わたしの母はこういった行事に凝る人でしたが、わたしはどうもうっかりする傾向があるようです。
季節の行事は好きなんですけどねぇ。用意をすることに興味がないといいますか……ええ、まあ、ものぐさなんです。
でも教育上、やっぱりこういうことはちゃんとやるようにしておいたほうが良いと思うので、今後はわたしもうっかりしないように気をつけないとなあ。
旦那がとうとうエアコンのクリーニングをしました。
もう限界だったようです。
たしかにこの1週間で、随分暑さが堪えるようになってきましたし。
とはいえ、わたしとしては、まだまだ全然平気なので放置しておいたところ、夜になって旦那が掃除をし始め、稼動にいたりました。
そうそう。なんでも「入用に思う者が率先して行動する」ことが我が家の鉄則です。
気を利かせてわたしがエアコンの準備をやってあげる、なんてことは我が家ではありえませーん。
わたしが暑がりの旦那のために気を利かせるといえば、朝の打ち水、冷たい麦茶を切らさない、おやつは水菓子、新しいうちわを用意しておく、いつでも行水できるようにしておく(しかし冷水シャワーで足りる)、くらいですね。
だって、それで今はまだ十分に事足りるんですものー。若さまや御猫さまやわたしには、ね。
よくしゃべるようになった若さま。少ない語彙で精一杯話してくれます。
今日は絵本を読み終わった後、わたしが気づいていなかったことを教えてくれました。
別に隠しネタではないんですけどね。
物語にはあまり関係のない、ちょっとした挿絵を指して「ここ、ここ」
本当に子供の成長は早い。
うかうかしていると遅れをとっちゃうかもしれないなあ。
旦那はわたしのことを過剰に評価してくれます。
家を守ってくれて、それに家事をやってくれて、子育ても頑張ってくれて、ありがとう。
そういう感じ。
当たり前のことしかやっていないのだけれど――むしろわたしは世の奥方に比べてだらしないほうだと思う――それを「ありがたい」といって感謝してくれることが、どれほどうれしいか。
その労いの言葉一つで、明日もまた(手抜き)しながら頑張ろう、と思うわけです。
結婚した当初はわたしも旦那も「妻(夫)たるものかくの如くあるべし」という思いが強くて、「理想の自分になれない」と自家中毒を起こすこともあったんですよねぇ。
不思議と相手を責めることは少なかったのですが。……相手の理想像にまで思い至らないくらい、自分の中の自分の理想に拘泥していたのだと思います。
それが10年経って、理想と現実に折り合いをつけることが上手になり、今やお互いに
「如何に楽をして質を(できるだけ)落とさず、早く、量をこなすか」
の探求にはまっています。
逆説的ではありますが、100%の努力や全力で打ち込むことを己に求めなくなって、なんとなく理想に近づいた気がします。
少し前から若さまはお風呂を嫌がるようになりました。
正しくは、お風呂に入るよりもしたいことがある、といった感なのですが。
入ってしまえば楽しんでいるので、これは楽しくお風呂に誘う方法を考えようと、あれこれ策を練ってみました。
最初は新しいお風呂おもちゃを用意してみたり、お風呂の時間を早めたり、遅めたり。
でもここ数日は楽しくお風呂に入れています。
お風呂の前にたっぷりと時間をとったんです。
まず、洋服を脱がすときに「ぬぎぬぎするよ〜。待て待て〜」。
それからはだかんぼうの若さまを「待て待て、お風呂に入れちゃうぞ〜」
楽しさの演出よりも、一緒に楽しむことが大事とは、子供って本当に正直で侮れない。
絵本を齧らなくなって半年余り。
でも齧る、破る、剥くはなくなりましたが、自分でページをめくろうとして「破れちゃった……」が頻発。
お気に入りの絵本ほどぼろぼろになっておりまして、絵本の補修作業はまだしばらく通常業務のままのようです。
ページをめくる姿も板についてきて、そのうち一緒に読むことはなくなるのだなあ、と思うと若さまの
「読んで読んで、次はこれ」
を大事にしたいです。