赤さまの三ヶ月検診+初予防接種でした。
初めての先生に「?」とはなっていたようですが、特に大騒ぎになることもなく、実に順調でした。
もう人の顔の判別がついているんだなあ、と感慨深く思いました。
人見知りを始めるのもそろそろかな〜。楽しみだ〜。
母から電話。3月1日に遊びに来たいとのこと。
前日が3ヶ月検診なのでその日は避けて欲しいこと、翌日の3月2日なら空いていることを伝えると、
「えー、水曜日は空いてるけどー、木曜日は忙しいしー」
「それではまたの機会に。じゃ」
「えっ、あ、いやいやいやいやややややや。2日に行きます、木曜日でいいです、木曜日にぜひ」
「はい、お待ちしてます」
最近、やっと我が家には我が家の予定があることを、なんとなくわかってきたらしい母です。
でも1日にゲリラ訪問もありえなくもないので、まだまだ気は抜けません。
一度門前払いでも食らわせたら、もう少しは「都合があるのは自分だけじゃない」ことの理解の助けになるんだろうとは思うけど、いざ訪ねてこられるとそういうのって難しいんだよね、雰囲気的に。喧嘩したいわけじゃないからねぇ……
赤さまは若干大きめなので、腱鞘炎も疑われるし肩は凝るし背中は痛いし、腰なんか言うまでもないし。
でも、膝に来るとは思ってなかった。
考えてみればまともに運動しなくなって半年くらい。
そりゃあ体力も衰えるはずだ、と。
これはかなり本気で体を鍛えなおさないと、赤さまが走り回るようになったら本当についてゆけない。
若いお母さんがよかったと言われないように頑張ろう……すでに今も赤さまはお姉さんがお好きなのよ、ええ。
発達心理学のテキストを読んでいる時間が、目下のところ一番幸せな時間です。
短いんですけどね。夕方以降は1ページごとに中断しちゃう。
ま、でも、そうやって勉強時間を取れるようになってきたことが嬉しいな。
……だけど執筆と推敲は寸断されるとダメっぽいです。纏まった時間が欲しいです。
赤さまは絶壁です。
加えて向き癖があるので、頭の片側だけがペタンコです。
最近うつ伏せになったり、クッションを支えにお座りをするようになったからでしょうか。
なんとなく頭も丸くなりつつあります。
で、わたしは「二歳頃までには丸く、ゆがみも目立たなくなる」と聞いていたので「そんなものか」と悠長に構えていたのですが、旦那はかなり切実に「このままだったらどうしよう」と思っていたとのこと。
「もうね、出会う人、出合う人、すれ違う人まで頭の形を見ちゃってたんだよ、俺。丸くなってきたよー、よかったなー」
……そんなにプレッシャーになってるとは思わなかったなあ。
思えば赤さまの湿疹も、旦那のほうが気にしてるし。
この調子で行くと世間一般とは父母の役割が逆転しそうだー。
後輩は自分の夫のことを「うちの旦那さん」と言います。
この場合、自分の夫に敬称をつけているのではなくて、「旦那さん」というニックネームなんだと思います。
結婚してまだ日も浅く、わたしの夫、と言うのにちょっと照れがあるのでしょう。可愛らしいです。
わたしはそう思っているので気にならないんですけど、わたしの先輩はすごく気にします。
気にするだけならいいんだけど、後輩のいないところで「自分の亭主に敬称つけるなんて、ねえ」などと言ってくるので困ります。
「あだ名みたいなものですよ、気にしなくてもいいんじゃないですか」
と、何度も言っているのですが、どうしても気になるらしく、毎度「自分の亭主に敬称つけるなんて、ねえ」と……。
そんな先輩は自分の母のことを「うちのお母さん」と言います。
「うちのお母さん」がOKで「うちの旦那さん」がNGという基準がイマイチわたしにはわからなくて、困惑しきりです。
「お母さん」はそれで一語っぽくて、旦那さんは「旦那」+「さん」だからかな。
たしかに「お母」+「さん」というような分離はしてないような気がするけど……「お」+「母」+「さん」でもあるので、敬称のみならず「お」までついてるしなあ、と。
あらたまった場面では後輩も「夫」と言っているでしょうから、友だちと話すときくらいはいいんじゃないかな。
あ、そうか。
わたしは後輩を友だちに近く認識しているけど、先輩にとってはあくまでも後輩なのか。
だから先輩という目上の存在に対してもっとあらたまってほしい、ということなんだろうな。
難しいねぇ。
昨日伯父から連絡があったことを母に電話。
なんかよくわかんないこと言ってた、と伯父の言葉をそのまま伝えると、
「あー、はー、そう言ってたの? そう、わかった。ふぅん」
わかるんですか!? 母上!
という感じ。兄妹って凄いな。
どういう意味か尋ねてみたところ、「カクカクシカジカによりウンヌン」と。
言われてみれば確かにそうだろうなあと思うものの、あれでこの結論が導き出せる人は多くないと思う。
空白がところどころあっても、人格形成期を共にしているからなのかもしれないな。
そういうことで、伯父の対応は母に任せることにいたしました。
あー、ちょっと肩の荷がおりた気分。
伯父から電話がありました。
何か神がかりなことを言っていましたが(「○○山は□□山に勝てないから」/not相撲)、わたしはそういうのんはさっぱりなので
「あはー、そうなんですかぁー」
「そうだ、伯父さんには全部わかる! 伯父さんはそういうのはわかるんだ! おまえも気をつけろ!」(何に?)
「はい、ご心配いただきましてありがとうございますぅー」
とか愛想だけはよく応対。そんな自分がちょっといや。
旦那の伯叔父上方、伯叔母上方は大好きなんですけど(父方も母方も)、どうもこう、母の兄弟姉妹は苦手です。祖父母は好きだったんだけど……(父方の伯父伯母祖父母にいたってはお会いしたことわずかに数度なので、苦手もなにもないんですけどね)。
伯父さん、ちょっとお酒が入ってたんだろうけど、正直なところ「酒飲んで電話掛けてくんなや、失礼やで」と思います。
伯父とわたしの距離感が、きっと大幅に違うのだと思う。
わたしには伯父とは関連のない付き合いが無数にあるのだけれど、酔ってる伯父にはそこがわからないみたいです。伯父姪でマンツーマンなの。実際は伯父にとってもわたしは唯一の姪でもないし、わたしにとっても伯父は多数の伯叔父、伯叔母の一人でしかないんだけどね。親戚以外にもたくさんの人との関わりがありますし。
ホント、お酒が入ると周りが見えなくなっちゃうみたい。
たぶん娘に対してもそうだから――嫁いだ娘には嫁ぎ先での関係ができることが本質的なところで理解できてない――距離を置かれちゃうんだろうね。寂しいだろうなあ。
母やその兄弟姉妹は総じて親離れ子離れが上手じゃないみたい。同調以上の、そう、同一化を求めるようなところが大きいから、距離のとり方には気を使います。今は疎遠になってはいても、きっと本当は皆、仲良しこよししたいんだと思う。
でも、わたしには、ちょっと疎遠気味がちょうどいい(笑)
家族で梅見に。
去年の梅見は霙まじりのお天気でとても寒かったのですけれど、今日は良いお天気で風もやわらかく、絶好の梅見日和でした。
とても楽しかったです。
ただね……帰宅してからのあれこれで、ううむ、と思うことも多い一日でした。
ま、それはおいおいじっくりと改善しましょうか。
昨晩友人が貸してくれたCD「新日本語学校」を聞いて笑う。爆笑と言うよりは、聞き終えてふつふつと笑いがこみ上げてくる感じ。
お笑いには詳しくない……というか、ぶっちゃけさほど興味はなかったんです。もちろん嫌いじゃないんだけど、ひととき「わはは」とエンターテイメントを楽しんで、おしまい、みたいな。まあ、わたしは大概の芸能に関してそうなんですけどね。エンターテイナーに対して積極的に興味を持つことが少ないため、表面的にしか楽しめていないのだと思います。
だからこうして時折「ぜひ」と勧められて「ふむ」と試してみて、「いける! うまいよ、これ!」という感動を味わえることがありがたいです。
よく、趣味が違うから友人になれない、とか聞いたりもするんですけど、趣味が違うから楽しいことも多いんだけどな、と思います。
赤さまを旦那に託して友人たちと呑みに行ってまいりました。わたしはノンアルコールだけど。
結構大人数で呑んだのでひとりひとりと話せる時間は短かったのですが、みんなの顔が見られて、それだけで嬉しかったな。
楽しかったです。
もっと参加してくれたらいいのに、と言いかけて「赤ちゃんいるから難しいか……でも」とか「禁酒解禁祝いにはぜひ呼んでください」とか、なかなか参加できないわたしのご機嫌をとってくれたのだとは思うけど(笑)ご機嫌をとってくれる程度には大事に思ってくれてるんだな、と。
赤さまと旦那も泣いたり笑ったり遊んだり、二人で仲良く楽しく過ごしていたようで、ほっとしました。
旦那と赤さまを二人きりにするのはこれで三度目なのですが、安心して任せられる確信が得られて嬉しいです。
生後すぐから父親もお世話に参加しているから、お互いがお互いに慣れているのかな。
このままパパ大好きっ子に育てようと決意も新たな夜更けです。