Diary

5月15日(日)

 最短更新記録の更新はなりませんでした。
 一応目指してはいたんですよ(笑)
 毎日更新できる方ってすごいですよね。毎日じゃなくても数日に一度の割合で1ページ更新、とか。
 よっぽどきれいにプロットが出来上がっているのか、下書きの段階でほぼ決定稿に近いクォリティなのか、それもこれもまったくなくて天賦の才とか……あああ、どれにしても羨ましいお話です。
 ま、ないものをねだっても虚しいだけなので、できる範囲で努力するしかないんだろうな。頑張ろう。
 頑張ろう、という言葉も微妙なんですけどね。好きでやってるんだし。
 もっとも好きだからこそ全力で挑みたい気持ちもあるのかな。力を尽くした分、どんどん補填されてゆくような気もするし……これが好きでないことの場合、消耗一方ですからねぇ。
 頑張ろうと思えるときは、まだまだ余力もある感じなのかな。そう言えることにほっとする部分もあります。
 ところでわたしは比喩表現が実は苦手です。
 これを克服したいと思い、何気なしに旦那に相談したところ、
「ああ、比喩ね。フランス書院でも読めば」
「……」
 わたしが必要としている比喩はソレジャナーイ!!

5月14日(土)

 商店街が好きです。威勢の良い掛け声、店主と客のカケヒキ。
 そういう賑わいは好き。
 でも、デパートの食品売り場で、延々「掛け声テープ」が流れ続けているのには、耐えられません。
 一刻もはやくその場を離れてくて慌てて買い物をするから、買い忘れも多くなります。
 それでも再び行く気にはならなくて、気付いた後も別のもっと静かなお店で購入したりして。
 幸いいらぬ物を買い込むことはないのだけれど。
 なんだか客を追い立ててゆっくりさせない空気があるような気がいたします。
 あの環境に一日いる店員さんの健康(心身ともに)は如何ばかりかと思う本日。

5月13日(金)

 まずは御礼を。誤字のご連絡ありがとうございました。本日修正いたしました。
 そしてお知らせ。鬼喰第三話「萌兆」九 更新です。
 八を更新したのは十日。その間三日。過去最速の更新です。
 これを上回るのは、ちょっと無理かもしれないな。
 勢いに任せて書いてしまいましたが、週明けにもう一度更新できるかな……いや、やるぞ。

5月12日(木)

 朝は日が差していたのに、お昼過ぎから激しい雨でした。
 空全体が黄みを帯びた灰色になって、十数メートル先の景色がかすむようなどしゃ降り。
 夕方外出するときに新聞配達員のおじさんとエレベータをご一緒いたしました。
 そのときちょっとだけお話したのですけれど、新聞配達は本当に大変なお仕事ですよねぇ……その後無事にお勤めを終えられたのか、気になります。このあたりは坂道も細道も多いですしね。車の行儀はよいとはいえないところもありますし。何事もありませんように。
 ところで。
 わたしのお古のパソコンをねだり倒して持っていった挙句、ほぼ毎日のように「教えて」コールをしてきていた母上。
 わからなくなるたびに人に聞いてばかりじゃ上達しない、マニュアル+解説本を読んで自力で解決しなさい、とおもいっきり突き放したのは強奪されて半年後、今年の一月のことでした。
 いまや母上はすっかり入門者を卒業し、中級者の門に指しかかろうとしています。
 質問も的確になったし、その内容も教えがいのあるものになってきて、わたしの精神的な負担も随分減りました。
 やっぱり、なんでもかんでも手取り足取り教えるのんは、その人の成長を阻害するんですねぇ。
 この調子で全般的に子離れしてくれるとよいのだけれど。ま、それはおいおいね。

5月11日(水)

 たしかに発酵しているものには相応の旨みがあるものです。
「貴腐万歳」
 いい言葉ですねぇ。貴腐万歳。 貴腐か……
 たしかにワインもチーズも美味ですよね。あの濃厚でかつ繊細な舌触りと匂いには陶然といたしますとも。
 ジュースやミルクの美味しさも、否定はしませんがね。
「貴腐万歳」
 今度から腐りぶりを指摘されたらそう大声で三唱してやろうと思います。
 ……。それがわたしにも当てはまるかは、あえて問わないことにして。

 昨日、今日と冷え込んでいます。
 日差しは十分に温かいのですけれど、日差しの届かない室内の空気は冷たくて、まるでひと月戻ってしまったかのよう。
 春先の陽気の埋め合わせみたいです。
 でも「読んでみたいのだが、二次創作はやらないのか」というなんとも嬉しいコメントを頂き、心はぬくぬくです。
 わたしの文章で好きな作品を読んでみたいと思ってくださったことが、すごく嬉しい。ありがとうございます。
 今のところそういった予定はありませんが、いつか挑戦するときは、こちらでこっそりご連絡いたしますね。
 嬉しくて嬉しくて、素面なのにほろ酔い気分です。

5月10日(火)

Q.やっぱり「近親ムニャムニャ、しかもムニャ」はダメなクチですか
A.いいえ、そんなことはありません。けっこういけます。

 のっけから妙な書き出しですみません。詳しくは3日の日記(反転部分)参照のこと。
 作品として楽しむぶんには雑食、大食いなので「どんとこーい!」なのですが、もちろん自分で書くのも特に抵抗はないのですが(書けるかどうかは別として)、ただ、ちょーっと、あの作品で「ムニャでムニャ」は避けたいかもなーという……。
 いや、言い訳はいらないか。ここは潔く、

 しばしば腐っててごめんなさい。

 以上。
 ところで10日前に撒いた種ですが、みな元気よく芽吹きました。
 種まきのタイミングとしてはギリギリだったと思います。どうかこのまま元気にそだって元気に花開いてもらいたいものです。
 何が咲くかもわからないのがまた楽しみでねぇ……福袋を買ったあの感じに似ています。
(ミックスされている花の名前はわかっているので、本当はある程度予想できるんですけどね)
 そうそう、桜も持ち直しましたよ。翡翠色だった若葉も今はもっと色が深くなりましてね。元気一杯です。嬉しいな。
 枯れた枝は様子を見つつ、冬(木の成長がお休みになるころ)になるのを待って落とそうと思います。
 オマケにひこばえに根が出てるので、これもいずれは盆栽に仕立ててみたいところです。

5月9日(月)

 第3回カオパラらんきんぐの結果が発表されました。
 鬼喰で参加していましたが、得票は13票。
「たぶん2,3票、良くても5票」のつもりでしたので、予想外の得票があり、なんだかとっても嬉しいです。
 皆さま、ありがとうございました。
 実は途中、2月上旬だったかな、票が行方不明になる(メッセージは残っているのに票数がマイナスされている)などのアクシデントもありハラハラすることもありました。ちょうど不正票(主に多重投票)についての話題が多かったころなので、もしかして多重票があったのかしら、などと思うと胃がきゅーっっと(笑) そういったことには非常に小心なのですよ、わたし。
 でも、このハラハラ感がランキング企画の醍醐味のひとつでもあるのだとドキドキしながら本日。
 ちゃんと票数もカウントされていて喜び倍増です。
 頂いたメッセージは大切に保管いたします。
 どうぞ今後ともよろしくお引き立てくださいませ。
 気力充填、明日の昼には鬼喰第三話八を更新いたします。

5月8日(日)

 さすがに一週間日記をサボってしまうと、思い出すにも時間がかかります。
 まめに記さないといけませんねぇ……。
 では、思い出し思い出し、日付を追いながら書いてみたいと思います。5月3日から読む
 とりあえず、過去のことが書けたところで今日のことを。
 大型連休最後の本日は、朝から晩まで執筆でした。
 たびたび旦那がコーヒーを入れてくれたりして、なんかうれしかったかも。
 鬼喰第三話七を更新したときに、なるべく早く八を仕上げて更新したい、といっていたのですけれど、あれからはや二週間。
 来週頭にはなんとか更新できそうですが、なんとも時間がかかってしまったものです。
 今回の悩みどころは和の実家の宗派でした。
 具体的に○○宗とはしたくなかったのでできるだけ宗派を想起させにくい書き方を心がけたつもりではいるんですけども、呪をまったくの創作のにしてしまうと、かえってわかりづらいと言うか、雰囲気的なもの伝えにくくなってしまうかも、と……逃げではあるんですけれど(笑)
 そういうことである宗派(複数)を思わせる謎の宗派になっていますが、追求はしない方向でよろしくお願いいたします。
 さて、目標は十日の更新だけど、……ラストスパートです。

5月7日(土)

 美術館へ。お題は「自然をめぐる千年の旅 名品でたどる日本の四季」
 土曜日でしたし、連休終盤、展示も終盤ということもあって、人が多かったです。
 人が多いのはいいのですが絶対数が増えると相対的にマナーの悪い人も増えるので、気になることがいくつもあり、少々残念でした。
 とある展示物の前で立ち止まって、後がどれほどつかえていても気にしない人とか。
 加えて小声で延々立ち話とか。
 世界的な名品をにわか知識で評論、果ては「値踏み」まで。いやーん。感動に値段をつけないでー。
 自分のペース(速度、観点、姿勢)で展示物を見たい、というのはわかりますけど、見たいのは自分だけじゃないことを忘れちゃいかんよなあ、と思ったのでした。
 こういった人は割合的には決して多くはなく、きっと一握り……いいえ、一つまみ程度なのでしょうけれどね。
 題材が「自然」だけあって、展示物もスケールの大きいものがたくさんありました。
 その分、離れて見ないといけないんですけどね。
 たとえば屏風であれば全体、対の場合は双方が視界に入るように離れて立ち、見ると一層美しく感じられるのです。胸の奥が締まるような感動も受けました。
 近くで張り付くようにして細部をみるのも楽しいですけど、やっぱり広い空間で見たい作品が多かったです。
 気になったのは展示方法かな。
 ガラスに自分が映りこんでしまって見難い作品も少なくありませんでしたし、順路どおりに見ると屏風を逆から(左から右へ)見なくてはいけないこともありましたし……四季が冬→秋→夏→春と流れるので今ひとつというか。それで作品から離れて、全体像を見たくなってしまったのかもしれません。
 限られたスペースでたくさんの作品を展示しなくてはなりませんから、万全を期すことは難しいのでしょうけれど、作品と逆流するような巡回コースはなんとかできなかったのでしょうかねぇ……。
 作品ひとつひとつに心を打たれたぶん、些細なことが気になってしまいました。まるでお魚の骨が咽喉にひっかかっているような……。
 ま、そういうこともありますよね。

5月6日(金)

 義母から電話。
 一足早く母の日のプレゼントが届いたようです。
 送ったのはピンクの薔薇と淡いオレンジのカーネーションを中心にしたフラワーアレンジメントとお茶のセット。
 鉢植えもいいかな、とは思ったのですが、鉢花は好みでないとなかなか困るものもありますしね……実際困ったこともあるしね(苦笑) 気持ちを思うと無下にはできないし、生き物だし、でも好みじゃないし、と。世話するうちに愛着がわけばまだしも、必ずしもそうでないところが生き物なんですよね。個性、相性に左右されるところが大きいの。
 まあ、それはいいとして。
 実母のほうは芍薬の花束とお茶。こちらは鉢花は枯らす人なので。
 その上以前アレンジメントで送ったら、「形が気に入らない、第一花をこんなふうにぶつ切りにするなんて」とかなんとか言いやがりましたので(笑)、今回は自由に生けられる形で送りました。
 贈り物を選ぶドキドキ感も喜ぶ姿をみるのも、すごく幸せ。好評でよかった。
 午後はパウンドケーキを焼いて、のんびりと過ごしました。
 なんかもう、お菓子はお店では買えない(笑)
 だって作るほうが楽しいんだもの。その分おいしく感じるの。

5月5日(木)

 お墓参りとお買い物。
 毎月5日と20日前後の土日をお墓参りの日としています。
 だいたい二週間くらいでお花も萎れてくるので、月命日の20日と、その二週間前の5日ごろ、という感じ。
 これから気候も暑くなると、そのサイクルももっと短くなるかもしれません。
 今でも十分に暑いしねー、とくにこのところはお天気続きだったし、などと話しながら赴いたところ、なんと花はしっかりしています。
 取り替えるのがもったいないくらい。
 そこでしぼんだ花がらを摘み、新しいお花と混ぜて生けなおしました。
 余ったお花はお下がりで我が家に。
 もしかしてこどもの日だから、これはお父さんからのプレゼントかもしれないね、なんて。
 もはや子どもとは言いがたい二人ですが、そんなことを話しました。
 義父が亡くなってから、あれやこれやとなかなかに大変で忙しくもあるのですけれど、こんなふうに頑張りを見ていてくださるんだなあとなんて、弱音を吐くのはもっと後でいいかな、と。
 よくよく考えてみれば、気合入れて頑張るほどのことでもないですしね。
 日々丁寧に過ごしてゆけば、それでなんとかなってゆくような気がします。
 ちょっと、ほっとしました。

5月4日(水)

 ええっと、この日は……。
 ちょっと思い出せません。予定では牡丹を見に行くはずだったのですが、わたしの体調が今ひとつすぐれず(前夜の調べもので頭痛がいたしまして)急遽取りやめ。
 その後は何かごろごろして過ごしたような気がするのですが……どうだったかなー。

5月3日(火)

 調べものに没頭していました。
 それから一気に鬼喰の第三話八(の下書き)を書き上げて……気がつけば日付も変わって朝の4時でした。
 以下はできれば第三話八をお読みになってからご覧下さい。

 わたし的には洋は「可愛い」役どころなんですけど、旦那は「生意気でムカつく」役柄だと言います。ガックリ。
「喋り方からいやらしくて気に障る」
 そ、そこまで嫌わなくたって(ほろり)
 ですが旦那的に「可愛い」役にしようと思うと、なんというか、……あー、その。
「二十歳にもなる男がそれじゃ馬鹿でしょう」とか
「そこまでわかりやすく可愛かったら気持ち悪いよ」とか、ぶっちゃけ
「それは微妙に近親ムニャムニャ、しかもムニャですよ」みたいな?
 そんな感じになりそうで超いやーん。悪くないけどでもいやーん。
 だけども志野だって態度的には似たようなもんでしょうがと言うと、「あれは他人だから」と。
 ……。
 わたしは兄弟も姉妹も持たないので兄弟姉妹間の微妙な距離感がわらないのかもしれないなぁ。
 他人なら寛大に対応できたり、寛大を装ったりできることでも、兄弟だからストレートにムカつくこともあるのかも。
「その程度の態度でいかがわしい関係を疑えるお前の頭こそおかしいと俺は思うがいかに」(息継ぎ+句読点ナシ)
「ぐはぁっ」
 
 
 なるほどね、煩悩は自らのうちにあるものだ、確かにね。
 
 可愛い弟だと思って読んでいただければ幸いです。

5月2日(月)

 近くの里山まで散歩に。
 新緑に稲荷鳥居の赤が美しかったです。
 この山、下から見ると鬱蒼とした感じなのですが、登ってみると予想外に広々としていて見晴らしもよいのでちょっとした驚きでした。
 ついでに少し足を伸ばして可愛い雑貨屋さんに。
 少し前に作った文旦ジャムを入れる適当なポットを探したところ、イメージにぴったりのものを見つけ購入。
 使い勝手も良さそうですし可愛いし、大満足。
 今日は小さな「楽しいこと」がたくさんの日でした。こういう日を満ち足りた日っていうのかも。

5月1日(日)

 卵があまり気味だったので、処理も兼ねてのお菓子作り。
 とりあえず卵をたくさん消費するもの → カスタード → プリンとシュークリーム
 そういうことで、ガスも電気もフル活用で作業に没頭。
 食事を作るのはそれほど好きでもないのですが、お菓子を作るのは楽しいです。
 食事はね……お菓子よりも考えなくちゃいけないことが多くて、それが面倒に感じることもあるんです。たとえば栄養面でのことや、似通った食材や調理が重ならないようにとか、彩り他の見栄えとか。
 それが楽しいときもあるんですけど、お菓子はそういうのんに比べると気楽なので。
 失敗も少ないないですしね。だってほとんどが機械任せだから(笑)
 プリンもシュークリームも好評だったので、明日はチョコカスタードクリームのエクレアと、チョコプリンを作る予定です。
 休日のお菓子作りは片付けを旦那が一手に引き受けてくれるので、それも楽しい一因だったりいたします。