Diary

2月28日(月)

 一週間ほど前に頼んだ桜の盆栽、今日届きました。ばんざーい。
 届いたのはこれ。(日比谷花壇「さくら特集」より)

 品種は「旭山」。山桜群の里桜(?)。系統は不明。園芸的には「一才桜」「正月桜」とも。
 樹高は低く、大きくなっても2m未満。小庭や盆栽で古くから親しまれている桜です。
 記憶では染井吉野よりもやや濃い目の桜色で、控え目な八重咲きだったような気がします。
 ……もはや遠い記憶なので記憶違いがあったらすみません。
 やや早咲きとのことですが、届いた鉢は、まだまだ蕾も固いようです。
 開花まで、どきどきしながら待ちたいです。
 桜のお菓子とセットだったので、お菓子も花が咲くまで待つ予定。予定は未定ですが。

 桜は風通しの悪い環境を好まないので本来は屋外で育てます。
 でも、この子は基本的に日当たりと風通しのよい屋内で育てるつもりです。時には外の風にもあてるとは思いますけどね。
 だって、外にだすとどうしても蝶々さんたちの託児所になっちゃうから(笑)
 わたしは彼らのベビーは震えながらも箸でつまんで排除できるのですが、さなぎになるともう触れないし、大人になった彼らからはも逃げ回るしかない始末。こうして想像して書いてるだけでブルブルと手が震えるほどに苦手なのです。
 あの華奢な生き物を壊さずに追い払える自信がないのですよ……


 そういうこともあって、本当は最初は枝にしようと思っていました。
 でもいざ注文の際には、鉢植えのほうが育てる楽しみがあるなあ、と思ってしまったのでした。
 手軽さでは断然切花なんですけどねぇ……。ちなみに迷っていたのはこちらの桜の花束。 →
 これを壷に仕立てて玄関に飾ったらきれだろうな、と。
 いまでもまだ少し心が揺れますが、まずはこの子が毎年花を咲かせられるように頑張ります。
 他にも桜の焼酎(リキュール? お湯割りにすると琥珀色から桜色に変化するそうで、興味津々)とアレンジメントのセットなど他にも気になるものはたくさんあるんですけど……
 お酒だけほしいときは直販のほうがお得な気がします → さくら咲く酒販有限会社
 花びらひとつ、浮かべて楽しむなんて風流でいいですよねぇ(すでに頭は桜色。花より酒が本音かも)

2月27日(日)

 書架の誤字修正いたしました。ご連絡ありがとうございます。
 やっと風紋、鬼喰のダウンロードファイルの修正が終わりました。
 明日はEyesの修正をします。……本編も書かなくちゃ。
 どこまで書いたっけ、と読み返してみれば、酷いところで止まってました。
 ……申し訳ございません。
 鬼喰第三話終了後には必ず再開いたしますので、今しばらくお待ち下さい。
 今日、Amazonからなにやら箱が届いて、「また買ったんかいなー、積読本は処理できたんかい」などとつぶやきながら旦那に手渡すと、開封してその中身をくれました。
 ブツは「FlashMaker2」でした。
 どうやらわたしはよほど物欲しげに見えていたようです。
 ありがとう!!
 インストールは、もう少しオアズケですけど。……鬼喰とEyesにとりあえずの決着をつけてからじゃないとね(苦笑)

2月26日(土)

 旦那の学生時代の演奏会のDVDを聞き流しながら、ちまちまとダウンロードファイルを修正していました。
 ところどころ「今何が起きた!?」というような演奏があって、楽しかったです。
「うわお!!」
「いや、うまくフォローしてるよ、許容範囲、許容範囲。たぶん」
 と時間を越えて手に汗握って(笑)
 ふと思ったのは、たとえ技術が足りていなくても努力の跡が窺える演奏は、ミスも含めて聞いていて楽しいこと。聞き終わって「よかった」と思えること。
 反面、なめてかかっているような演奏は、流し聞きでもばれること。
 たしかにアマチュアオーケストラの演奏はプロ(のたまご)のソリストには「かったるい」のかもしれませんけど、だからといって「この程度でいいでしょ」みたいな、練習を疎かにしていたことが見え見えの演奏は、聞いて気持ちのよいものではありません。
 曲や観客にたいしても失礼な態度ではないでしょうかねぇ。
 まあ、だから今でもその方は、まだ「たまご」の延長線上でしかないのかなー、とか。
 この程度でいいや、という仕事しかしない人には、いい仕事はこない、ということなのかもしれません。わたしも気をつけなくては……気をつけていてもこのていたらくですから(ため息)
 さて、そのダウンロードファイルですが。
 html版のほうはjavascriptやcssの書換えも著しく、途中から修正が面倒になって、一から作り直したのはここだけの話。
 あ、もちろん、内容は変わっていませんのでご安心を。
 それから風紋の人名辞典を追記。
 ここまでやって日が暮れました。
 なんでもそうですけど、やっぱり作業は溜めたらダメですねぇ……。
 夕方はH2Aの打ち上げに釘付け。どうぞ成功してください、とインターネットのライブ中継を凝視しつつ、どきどきと。これの成功に自分のお飯がかかっていないとは言い切れないところがあるので(笑)
 小笠原の追尾終了からクリスマスまでの数分間とか、その後のサンティアゴまでの時間が長かったです。
 とりあえず今のところ成功のようでよかったです。ちゃんと静止衛星の軌道上に至るまでにはまだ日数がかかるんですけどね。
 明日は鬼喰のダウンロードファイルの修正をする予定です。

2月25日(金)

 梅見に行ってきました。
 梅林の中をのんびりと歩いたのですが、本当にきれいでしたよ〜。
 午前中の、まだ温む前の空気の中に、ほんのりとよい香が隠れていて、とてもよい気持ちでした。
 梅は背が低くて、ちょうど目の高さに花の咲いた枝が並ぶので、花の向こうの景色がかすんで不思議な気持ちになります。
 わたしはどちらかといえば白梅が好きなのですが、今日みた紅梅、まさに深紅のあの梅……あれはいいですねぇ。
 実に雄々しい。
 おなじ紅でも、女性の紅を思わせる艶めいた色とは異なり、力強さを感じる色でした。
 その真紅の梅を、少し身を屈めて空を透かし見るようにすると、銀鼠色の雲との対比もまたすばらしく……着物の柄のようなんですけど、これは男性に着流してもらうといいなあ、などとも思ったり。
 もともと梅と言う花は男性っぽいと感じることが多いのだけれど。……それを言ったら桜や牡丹も同じか(笑)
 たぶん、わたしの目には、幹の強さのほうが花のやわやわしさよりも、深く強く、刻まれてしまうのでしょうね。
 なので幹が見えない角度に回ると、印象も変わるようです。
 反対側の斜面に登り、梅の林を見下ろしてもみたのですが、このときは白から濃淡交えた紅に覆われるその景色は、なんともろうたけた雰囲気で。
 うっとりと見ほれてしまいました。
 平日で人も少なかったこともあり、幻想的でさえありましたよ。
 また人出の少ない日に行きたいです。
 花見客で賑わう景色も、嫌いじゃないんですけどね。
 自分の呼吸の音が聞こえてしまうくらい静かな中で花と向き合う時間って贅沢で好きです。
 それから、小鳥をみました。
 目の前を横切って近くの枝に止まったあの小鳥。
 胸元は鮮やかなオレンジ色で、背はこれまた驚くほどきれいな青をした小鳥。
 なんていう名前なのかなあ……

2月24日(木)

 ダウンロード用のファイルの奥付(?)が旧アドレスになっていることに気づきました。
 この終末に修正する予定です。
 ……この半年、すっかり放置してしまいました。

2月23日(水)

 大親分、そちらさんは只今お休み中でござんす。わかりにくくて面目ねぇ。
 はっ、もしやオヤスミだと思っているのはアッシだけ?
 と、のっけから私信ですがご容赦下さい(笑)
 風紋七夜以降を組み立てつつ、「十夜で終わる予定だったなんて無謀だったよな、ふっ」とつぶやいておりました。
 やっとこれで525年に至ったわけで、今後は年表の更新も忘れないようにしなくては! 絶対忘れると思うけど。
 忘れるといえば、人名辞典に彼とか彼とか彼……(略)の項目を増やすのを忘れていました。
 資料集を作る際に、キャラクター紹介や設定紹介ではなく「エルディア史の資料」を装ったため、登場人物が増えるごとに書き足しが必要で、厄介なことになった、と思ったりもいたします。
 書き足さなくてはならないのは、ええっと、キファ国ではバルク残留の宰相、片腕の老将軍、青宮の目付け役だった中将、ガライダルで検討中の少将、セラナスにセラナスの父、皇帝の姉。エルディアでは天将……侍女どのはどうするかなぁ。以上個人的覚書。
 覚書といえば、主人公(?)の覚書も少し溜まっていて、これも整形の後更新したいところ。
 とりあえず、ハーブティーでも飲みながらそのあたりも少し整頓したいです。
 物語の周縁に触れられる程度には余裕が生まれたことをまずは喜びながら。
 ……少し前まで、ドツボの底に乾燥して貼りついてたことを思うと、なかなかに幸せです。

2月22日(火)

 荒れ放題にあれたベランダガーデンの再生を計画中。
 まだイメージが決まらないのですけれど、……今はなんとなく、アジア系リゾートの雰囲気がいいなあ、と思っています。部屋の延長線上として使えるような感じで。明日になれば変わるかもしれませんが。
 最近、構想を練るのは好きだけれど、決定するのは苦手っぽいことを自覚しました。
 悩んでいる時間が、好き、なのかな。
 決めてしまうと変更が容易ではないので、できるだけ容易でない事態を先送りにしたい模様。
 もっとも変更したいと思ったら、容易でなくても変更しちゃうんですけどね。
 昔友人に、「八仙花の『決定』は『暫定』だから融通がきいていいよね」と言われたことがありました。
 そのときは「暫定じゃないぞ」と思ったのですが、今になって思えばそういうことか、と。
 考えてみれば小説も決定稿じゃないですものね。常に補正してるから(笑)
 ストーリーに変更はないけれど、微妙に言い回しを変えるようなことはいつものことですし。
 まあ、基礎(土台)さえしっかりしていれば、その後の変更も多少のことなら飲み込んでいってしまえるのだと思います。
 問題は、土台にまで影響を与える「変更したい、今さらだけど」です。
 実は「風紋」に数か所あるんですけど、こればっかりは、我慢、我慢。

2月21日(月)

 日記のタイトル、修正いたしました。ご連絡ありがとうございます。
 で、この失敗も今回で卒業するぞ、と思いつつ、先日の日記を読んでいて、最新分の日記のファイル名は「diary2005/diary.html」にします、と書いてあるのを見つけてガックリ。
 すみません、「diary2005/index.html」にしてしまいました。
 ……いったいどういう覚え違いがあったものか。
 昨日お供えした花の残りを床の間に生けてみました。
 桃の枝があったので冷蔵庫の菜花を少し借りてきて(笑)、桃の節句仕様です。
 お下がりばかりですが、意外によい感じで満足満足。

2月20日(日)

 本日未明、鬼喰を更新いたしました。第三話「萌兆」四、お楽しみいただければ幸いです。
 検索エンジンの情報更新もいたしましたが、その際、とあるエンジンに登録した作品URLが違っていたことに気づきました。
 鬼喰のトップを「/tamahami/tamahami.html」から「/tm/tm.html」に変えたのは更新履歴によると昨年11月5日。
 作品の更新じゃないのに更新作品として検索上位に表示されるのは避けたいと思い、……そのまま忘れていました。
 以後はずっと404NotFound……あああ。
 該当エンジンからいらしてくださった皆さま、大変ご迷惑をおかけいたしました。ごめんなさい。
 随分お手間をとらせてしまったと、反省しきりです。
 誤字のご連絡をくださいました皆さまにも御礼申し上げます。ありがとうございます。
 うっかり者ですが、どうぞ今後ともよろしくおつきあい下さいませ。
 今日は義父の月命日でして、お墓参りに行ってきました。
 供えられているお花も、みな少しずつ「春」の色になってきていて、季節のうつろいを感じます。
 あとひと月もすればお彼岸。
 早いですねぇ……時が過ぎるのは。

2月19日(土)

 だらだらーと過ごす休日、旦那が旦那でよかったと実感する日です。
 父のような人だったら、休日が休日でなくなるのは必至ですし。
 父は灰皿ひとつさえ自分では動かさない人で、わざわざわたしを部屋から呼びつけては、
「灰皿」
 などと言ってくれました。
 まあ、最終的には
「ここ」
 と指差して答えて部屋に帰っていたわけですが。
 他にも「腹がへった」vs.「食べたら?」とか「新聞」vs.「玄関♪」とか「タオル」vs.「引出♥」とか、いろいろと(笑)
 その度に母は渋い顔をしていましたけど、わたしは父の世話係じゃありませんし、誰かの世話係になるつもりもありませんでしたからねぇ。もちろん今でも誰かの世話係になるつもりもなったつもりも毛頭ありません。
 父は毎日が休日になった今でもそんな感じで、母も今でも世話を焼き続けているようで、そういう姿を見ていると、幸せ感も倍増というか……。
 自分のことが自分でできる人でよかった、と思うし、わたしに世話を求めない人でよかった、と思うのでした。
 なればこそ、自分も世話をかけちゃいかんな、とも思うわけでして。
 父親と共有しなくてよい自分専用のマミーを求めるタイプの人と一緒になっていたら、と思うと、ちょっとしたホラーかもなあ。
 と、旦那の淹れてくれたカフェオレを飲み、そんな小説を読みながら平和を実感するのでした。

2月18日(金)

 推敲してました。
 この作業が一番楽しいです。
 明日中にはなんとか更新できるかな。ほっと一息。

2月17日(木)

 昨日に引続き執筆の一日。
 文章量に気をつけながら、書きたいことと書かなくちゃならないことを分別するのは、「一人善がり」との戦いだとも感じます。
 気に入った一文があって、気に入っている言葉があって「それを使いたい」と思う気持ちと、その文章や言葉が今この場面に必要なのかを問う気持ち。
 優先すべきは後者だとわかっていても、拘っちゃったりして面白いものです。
 まあ、面白がったあとは一気に削除なんですけどね。
 そうやって言うなれば葬ってしまった言葉も、降り積もって次に生かされるなら、無駄じゃない。
 ……と信じたい(笑)

2月16日(水)

 今日は久々にお話を書くことに集中できました。
 一気に20kb強を書けたのは本当に本当に久々でした。原稿用紙に換算すると25,6枚で、決して「たくさん書いた!」という量ではないのですが、うれしかったです。
 書きながら、書くことが好きだということをあらためて実感したり、書けるのは幸せだと思ったり……。
 ありがたいです。
 ……ええっと、この場合、もちろん出来については問わぬ方向で(笑)